今日、ある方とお話してて、改めて思ったコトありましたので少々。

多くの方々にとって水源地というと森というイメージがあると思いますが、それはそれで間違ってないですが、それがすべてでもない、というお話。

下手に植林などしようものなら失われてしまう水源地もある、というお話。
私にとって一番身近な寒風山が、その良い例です。

寒風山は火山なので、その山体のほとんどが火山性の岩石。
これらの岩石はスカスカなので、内部に多くの水を含んでくれます。
山全体が、水を含んだ巨大なスポンジのようなものです。
これが20年以上の歳月をかけて岩石の隙間でろ過されて湧き出しているのが、滝の頭をはじめとした、寒風山周辺の湧水群。

寒風山の頂上付近には、ほとんど森も林もないのに、周辺にあれだけの水が湧き出るのは、降った雨が、すべて山肌に染み込んでいるのが理由です。
そのためには、山肌が芝で覆われている状態がベストといわれています。

今では、だいぶ芝の面積が減って雑木、雑草がおがってしまいましたが、かつては麓まで芝山として利用されていたため、湧水量は今よりかなり多かったそうです。
このへん、菅江真澄の記録にも残ってるとおり。

誰が悪いという話ではないですが、このまま寒風山を唯の観光スポットと捉えていては、やがて芝がなくなり湧水も途絶えてしまうかも。

追記:
このあたり自分は専門知識としては不十分なので、訂正、追補などありましたらコメントにてお願いします。
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