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行政依存を減らした市民生活

山海の恵み豊富な男鹿半島で、ITと、自転車と、豊かなカントリーライフの実践めざして精進しております。銀チャでございます。

昨日のインフラ含めた行政サービスは今後、質・量ともに低下していくだろうし、せざるを得ないでしょう、みたいな話題を出していましたが、では、実際に行政サービスなしで、どこまでいけるのか、最低限提供してもらいたいものは何だろうか、みたいなところを考えてみます。

情報・通信

この分野では、今現在も行政が提供している部分はかなり限定的です。
男鹿市で言えば、一昨年、行政予算を使って市内全域に光回線の敷設を行なって、それを通信事業者に譲渡しているようです。
ただし、全戸に対しての敷設ではなく、あくまで幹線を整備しただけのようですので、それがどれだけ利用されているかという意味では微妙。
基本的には民間の通信事業者と、情報提供サービス事業者が主役ですので、行政の依存はほぼありません。

電気

現状では東北電力一択ですので、依存せざるおえない。
ただし、これは発電コストをまるまる市民が民間企業に対して払っているので行政サービスとは言えないかも。

今後、太陽光発電や地熱、風力といったあたりが家庭向けに普及するかどうかで情勢は変わってきます。
現実的には太陽光パネルの設置・発電コストが重量ですが、どうしても波がある発電なので、効率のよいキャパシタ(バッテリー)が開発されないと、安定電力として難しそうです。

そこまでやって、家庭内で電力自給が可能になるかは、今後の開発しだいで、実は銀チャ的には懐疑的に見ています。
それ以前に、ユーザー側で、電気に依存した生活から少しずつ抜ける道の模索を進めるべきかと思っています。

水道、ガス

自力でガスを自給することはかなり難しいため、依存せざるおえない。
ただし、調理器具にしろ、ボイラーにしろ、今現在ガス以外の選択肢もあることを考えると、なければないで別の選択肢を取ることは可能です。
いっそ全て灯油、ボイラーといった配管に依存しない形にすることで行政インフラに依存しないようにするのも選択肢の一つ。

水道は、井戸水、川水が使える地域は限られます。ので、依存せざるおえない。
農業が衰退すると農薬等の使用量が減ることで今よりも井戸水が使いやすくなる可能性はありますし、そうした場合に昔に比べれば井戸を作る技術も進歩してるので、各家庭専用の井戸を持つこともあり得るかもしれません。

が、いずれ下水の維持管理もありますし、すべての家の場所で井戸が利用可能ということもないです。
飲料水だけに限ると宅配する民間サービスもあります。
コストを勘案するとそれだけで全てを賄うのは無理だとは思いますので、水道はインフラ依存度の高いままになりそうです。

道路

今更新しい道路を作るかどうかは議論の別れるところですが、今ある道路の維持管理は必要です。
ここは行政が計画を立てて進めざるおえない。

ただし、よく海外から揶揄される「鏡の路面」といわれるようなレベルの維持管理はもう必要ないです。
今の車の性能であれば、多少凸凹した路面でもさして問題ないですし、ゆっくり走れば問題ないレベルの道路に過剰なコストをかけて改修する必要はないはずです。

何より、今後の人口減少で、人も交通量も減っていくことを前提にした計画を立てていただくのが肝要。
さらに個人的には、もっと自転車を交通機関として認識していくことも必要だと思います。
交通量の少ない男鹿は、自転車で移動するのに向いている土地だと考えています。
大きな荷物がない場合や、火急を要する用事でない場合は、下にあげる医療との関わりもあって、どんどん推奨していくべき施策のはずです。
自転車が路面に与えるダメージは、重量にすると桁のオーダーが2つ下です。
車とは比較になりませんので。

医療・福祉

これは議論なく依存せざるおえない。
ただし、前回も書いたとおり考え方の転換は必要。
病気の人を治療するためにコストを費やすのではなく、病気にならない健康な市民を一人でも増やすこと。

健康診断を無料にするとかだけでなく、日常から体を動かす習慣をつけさせること。
食生活を地元産の元の切り替えて、健康を意識した料理や品目の選び方を啓蒙したり。
地域外の肉食は高コストでかつ、健康へのダメージも高いものが多いですので。

スポーツで地域振興という考え方も悪く無いですが、どうしても日常的な運動とはつながらないので、ちょっと違うかも。
プロスポーツの試合を観るのは楽しいですが、それをスナックやビール片手に、では健康にはつながりませんので。

道路の時にも書いたとおり、例えば自転車による移動を積極的に推進するだけで、健康状態は劇的に改善するのは議論の余地がありません。
もちろん、冬場や雨の時にも無理に乗る必要はありませんが、それでも健康面の改善に絶大な効果があります。

どこまでできるのか

こうして見ると、完全に依存しないことは難しいものの、依存を減らす、もしくは考え方を変えることで依存の仕方を変えていける内容はほぼ全ての項目で該当します。

今までの行政の基本スタンス、市民に便利で快適な暮らしを提供する、というものでしたが、こうした「便利で快適な生活」は高コストの負担を強いられます。
今は高度経済成長期に比べれば、市民の負担能力は明らかに低下しています。
皆が負担できるレベルで、かつ国が借金を返していけるレベルまで、行政はコストダウンをしなければなりませんし、それに代わる術を、市民側でも持たないといけない、そうした時代になったんだと思います。


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Published in 意見には個人差が… 田舎でこそ活きる

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