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海フェスタでは活性化などしない

ここのところネガっぽい更新多いなぁ、と自分でも思いますが、まぁ、問題あると考えてるコトに対しては、問題だと明言するのは必要なことだろうと。
その上で、どうすんのよ、どうするべがさ、っていう話題でブログを発展させていけるように頑張りたいと思いますが、今日もネガ記事です。

今年の夏、男鹿で開催される海フェスタのホームページが公開されてます。

見事なまでに一発イベントがずらずら並んでます。
他所のコンテンツを使って、他所の人に頼んで、他所から来た人たちが楽しむようなの。
当然、資金は男鹿から市外に流れ、結局、男鹿は場所とリソースだけ貸して、夏が過ぎたら冷たい秋風が吹くこと間違いなし、って感じです。
一つ二つはそんなのがあってもいいんでしょうけど…さすがにこんなには。

もちろん、そうじゃない企画だってありますし、継続的にやってるイベントの日程を調整してもらったようなのもあります。
あと、個人や民間の方々が、自分たちで企画して、自分たちで資金工面して頑張っている企画もありますので、十把一絡げにする必要はないですが「いかにも」っていうイベントが多数なのは、見た目にも明らか。

こうしたイベントのやり方は、税金も資金も潤沢な高度成長期やバブル期にやるなら盛り上がっていいんでしょうが、今の時代には不似合いです。
行政サイドの方々は分かりませんが、今の若者達は、こうしたコスト感覚に敏感です。
「これなんか凄くコストかかってない…やっぱ税金無駄使いしてるのかな」なんて匂いを察知したら、もうイベント楽しもうなんて気分にはなれません。
ただでさえ、社会の仕組み的に不遇を背負わされてる若者達が、上の世代が税金(つまりは半分は次世代への借金)を使って開くイベントを楽しめるわけもないですし。

イベントを開催する意味は、華やかなりし頃と、今では、まったく変わりました。

以前であれば、主催者がすべてを負担して、その栄華を喧伝し、参加者はそのおかげさまで、ひとときの夢の世界に興じる。
ちょっと誇張した表現ですふぁ、まぁ、そういう側面が強かったと思います。
いきおい消費型のコンテンツが主流でした。

今は違います。
参加する方々のモチベーションは、今だけ楽しければそれでよいのではなくなりました。
この時間に得た経験が、自分の未来にどんな影響を与えてくれるかを、敏感に察知して、参加するイベントを決めています。
美味しい料理を食べるのも悪くはないけど、できれば、その調理方法を覚えられたり、もしくは生産者や調理者のお話を聞けたり、文化的背景を誰かに解説してもらったり。
そういう部分に魅力を感じ、そうしたサービスを提供してくれる人とつながりを持つことを求める時代です。
体験的、自己生産的なコンテンツがこれからを担っていくはずです。

こうした傾向は、実は衰退を続ける地方にとっては、またとないチャンスであり、画一的なサービスになりがちな都会のサービスとの差別化を打ち出す絶好の機会です。
いわゆるリピーター獲得の絶好機なわけですが…今年の夏の男鹿は、真逆の方向性でイベントを並べてしまいました。

願わくば、いくつか混じっている体験的、自己生産的なイベントが、幾ばくかのリピートを獲得してくれることを願うばかり。


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Published in 意見には個人差が… 田舎でこそ活きる

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