Skip to content →

田舎での買い物のメソッド

昨日、ちょっと年配の方と話していて、今の時代、若い人にはパソコンは必要だけど、私達には関係ないし、必要ないわ、というお話をきかせていただきました。
ふむふむ、なるほど、という感じで話を聞いていましたが、本当にそうだろうか、という思いもまたあります。

特に田舎に住み続けるにあたってこそ、パソコンが必要になるケースが今後増えてくるんじゃないかと思い、今日はそうしたテーマで書いてみます。

最初のテーマは買い物。

田舎の場合、もともと買い物をするときに、都会に比べれば我慢を必要とするケースが多々ありました。
お店の種類がない、規模が小さい、品物の種類が足りない、値段が高い、専門技術も持つ店員がいない、、、などなど。
ですが、こうしたデメリットは確実に解消されてきています。
インターネットを使った買い物メソッドの向上です。

こうした記事を書くと、地元での買い物を否定しているのかと言われる方がいるかと思いますが、残念ながら、そうせざるをえない現状がありますので、その点も含んで書いてみたいとおもいます。

ネット通販と地元店の差

本、CD・DVD、デジタルデバイスといった商品に関しては、いち早くネット通販が普及しました。
基本的にこうしたモノは、全国どこで買っても同じモノが入手できるために、問題は品揃えと価格です。
一昔前であれば、こうした商品に関しても関東の大型店と、田舎のお店では圧倒的に差がありましたが、今ではいずれの店舗よりも、ネット通販が完全にこの市場をリードしています。
通販大手のAmazonやヨドバシカメラあたりの品揃えと価格は実店舗を圧倒しています。
送料無料で購入できるコトもあって、近くのお店まで交通費をかけてモノを買いに行く理由は著しく下がりました。

今では、上記の種類の商品にとどまらず、食品、衣料品、スポーツ用品、化粧品、文具、雑貨、あらゆる商品がネット通販で入手できるようになりました。
この意味は非常に大きいです。

かつて都会と地方にあった買い物の格差の一つは、これで解消できます。

初期不良や故障の対応

ネット通販で買った場合、初期不良や故障の時が不安だと思う方もいるかと思いますが、残念ながら、こうした場合の対応は、大抵の販売店は、メーカーサポートへの取次をしてくれるだけですので、自宅から離れた場所にお店がある場合は、あまり役にはたちません。

メーカーサポートに直接連絡すれば、宅急便が自宅まで来て品物を回収していきますので、この場合でも、こちらに交通費を含む一切の費用負担が発生しません。
この意味でも地元のお店で買うよりも、ネット通販を利用するメリットは大きいです。

商品にまつわる文化

ネット通販を利用した場合、唯一、伴ってこないのは、その商品にまつわる文化です。

モノは手に入りますが、そのモノを使うことで形成されていくはずの文化は、ネット通販では手に入りません。
各人それぞれの使い方の差や、体に合わせた微妙なフィッティング。
日常のメンテナンスや、長持ちさせるための秘訣。
そして、同じお店、モノを使っている人たちとのゆるいコミュニティからの情報共有。

現在では、こうした文化的なモノもインターネットを使って手に入れられる時代になりました。
買った商品に関しての、ちょっとした疑問や質問を、お店の人ではなくて、ネット上の情報やコミュニティで解決できるのです。
メーカーが直接そうした情報を発信している場合もありますし、ユーザーによるリポートページもたくさんあります。
なによりSNSを使った、同じ趣味を持つ人同士の連携は、今までの買い物文化にはなかったメリットです。
購入した商品の活用に関しても、今まで以上の情報を手に入れられるのは、今までにはなかった体験です。

逆に言うと、そうした文化形成を行えない商品、文化形成に関われないお店というのは、田舎ではもう成立しないということです。

ネットを使うことによって、買い物と、買い物文化とその両方を、今まで以上のレベルの高さで入手できるようになりました。

買い物難民の対処

男鹿でも、市の北側には買い物ができるお店がほとんどなくなりました。
船川、羽立、脇本、船越には大きなスーパーやSCがありますが、それ以外の地域の住民は車を使わなければ、買い物ができない状況です。

男鹿はもともと中途半端に広い割には、公共交通機関が十分とは言えない状況だったので、マイカーの保有率が高く、今現在はそんなに問題にはなっていません。
ですが、高齢化が進んで、車の運転が困難になってくると、この問題が一気に表面化してくるはずです。
早ければあと5年ほど、遅くても10年以内には、切実な対応が迫られるようになるはずです。
いわゆる買い物難民です。

言わずもがな、こうした問題の解決にも、ネットを使った買い物メソッドを使えるかどうかでが重要になってきます。

ネットを使った自給自足

田舎であれば、ある程度の食料を自給自足することは不可能ではないです。
ですが、現在社会に生きる上での必要な品物を、完全に自給自足することは不可能と言っていいのが現代社会。
そして、買い物をするお店もなく、車の運転も困難になった場合、残念ながら、その人が自分の生家に住み続けられるかは、極めて難しいと言えます。
何らかの手段で、日常的な買い物をすることができなければ、最悪、子供の住む街に引越したり、という対応が必要になります。

こうした意味で、ネットを使った買い物メソッドは、田舎で自給自足生活を行うための、欠かせないインフラの一つであるとも言えます。
近い未来に訪れるであろう、自給自足的社会に生きる為の術として必要なスキルの一つです。

その他の選択肢

買い物難民への対処として、移動販売や、昔の御用聞きのような手法も考えられていますが、いずれも人件費や燃料費を考えるとコスト的には厳しいと思います。
もともと人口密度のない田舎に、買い物インフラを提供するというのは採算性のある事業とはいえないので、そこでメリットを出すためには、ネットと宅急便システムを利用したシステムづくりに頼らざる得ないのは間違いないです。

ネット通販にしても、パソコンを使ったモノよりは、タブレット端末のような扱いやすいシステムが採用されるでしょうが、いざその時になって覚えようとしても、覚えられると限りません。
なるべく早いうちに身につけておくべきなんだと思います。

自分の身近な例では、意欲さえあれば70歳を超えても覚えられますが、できれば50~60代で触り始めたほうがいいとは思います。
クレジットカードを使った決済や、ネットを使う場合のIDやパスワードの管理など、ネット通販ならではの作法や文化がありますので、なるべく早いうちに慣れておくことも必要です。

追記

なお、そうしたネット通販などを体験してみたい、覚えてみたいといったご用命は、ブログ筆者のやっておりますパソコン教室「ら・く・か」にご連絡いただければ。
以上、よろしくお願い致します。


— ads by google —

Published in 意見には個人差が… 田舎でこそ活きる

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。