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移動と観光:モビリティ・エクスペリエンス

前回お話した、移動することそのものを観光にするという考え方は、自分でも考えて去年くらいから実践し始めたサイクル・アクティビティという考え方とも近くてかなり気に入っています。
さすがはスイス、観光立国の人たちのアイディアは秀逸です。
自分の場合は、自転車だけの考え方でしたが、他の移動手段を取り込むことで、幅が出るようなら、いろいろ試していきたいな、と思います。

ちょっとアイディアベースでいろいろ膨らましてみます。
実現性がどうとか、今すぐ実行するとか、そこからは切り離してみて。

で、何か造語を作っておきたいと思って「モビリティ観光」なんて合わせてみましたが、なんか個人的にイケてない。
とりあえず「モビリティ・エクスペリエンス(移動体験)」と造語を仮称してますので、何かいい名称あれば、教えてもらえれば助かります。

自転車で移動

男鹿を自転車で回ろうとした場合、例えば船川→門前→戸賀→北浦→男鹿中→船川というルートであれば、1周だいたい60kmぐらいです。
入道崎まで回れば80kmぐらいまで伸びますし、船越近辺を起点にすれば100km前後で1周する感じになります。

外周がすべて海岸線&湖岸で、特に西側がアップダウンが豊富。
内陸には寒風山とお山という2つの山岳地帯があり、船越近辺の付け根辺りにはフラットな地形が配置される。
フラットな地形と、アップダウンのあるコース。
海岸線と山岳地帯が接近するダイナミックな風景の変化。
各自の脚力に合わせれば、どんなコースを通っても自転車乗りには十分に楽しめるコースです。

実際、この距離は自転車なら1日で1周できてしまいます。
自転車乗りは、わりと自分のコトは自分で賄ってしまう気質が強いので過剰にサービスを行う必要はないのかもしれませんが、ケガ・病気の場合の対応や、自転車のヘビートラブル(パンクくらいなら自力で直せますので)、可能であれば水、補給食の入手できる場所、というあたりが整備されると心強いと思います。

徒歩で移動

他の移動手段を組み合わせるとなれば、やはり第一候補は徒歩。
実際、夏になれば、おそらく日本一周を目指してると思しき若者ヒッチハイカーが男鹿の海岸線を歩いてるのをたまに見かけます。
(自転車ほど多くはないですが)

さすがに徒歩では一日で通るコトは難しいので、途中宿泊する必要があります。
ヒッチハイカーであれば野宿ですむでしょうが、移動を観光に考えるなら海岸線沿いに点在する小さな旅館は、彼らのエイドステーションとして機能できないかと考えます。
さすがに昭和の時代のような豪華絢爛な料理だと嫌がられる可能性が高いので、体力を効率よく回復させてくれる、スポーツ医学をベースにした料理の提供は、いいアイディアに思います。
そのほかマッサージなんて提供できれば、いいですね。

山を移動

男鹿にはせっかく手軽な山が2つありますのでモビリティ・エクスペリエンスとしては、山の中を移動することも入れるべきです。
寒風山なら300m級ですし、お山なら700m級とそれぞれに難易度と特徴が異なる山なので、2つをはしごしてもらうのも面白いです。

特にお山の方は、門前から真山に抜けるコースは、昔からお山かけという呼称で親しまれているコースですが、スタートとゴールの場所が、かなり離れるのが現代の観光としてはネックでした。
大型バスで門前に送って、真山に迎えにいくような感じ。

ですが、移動自体が観光というコトであれば、門前までの移動手段と、真山からの移動手段が同じである必要は全くないので、その前後をバスや自転車で移動できるなら、移動手段のバリエーションが増えるわけで、モビリティ・エクスペリエンスとしては逆にメリットになります。

海を移動

周りが海に囲まれている男鹿ですから、移動手段は海にも求めたいところです。
パーソナルな乗り物としてはシーカヤックや水上バイクなどがあります。
操作スキルの習熟にどの程度の時間がかかるのかわかりませんが、海上でのダイナミックな体験は、できれば取り入れたトコロ。

そうした操作スキルがなくても、船外機が付いているような小さな漁船で、西海岸の一部を移動するのは、大いにありだと思います。
門前→加茂青砂であれば、海岸線の岩場は見どころが満載ですし、片道で考えれば船上の時間も長くないので、船酔いになりやすいヒトも十分に楽しめるかもしれません。

あとはシンプルに「泳ぐ」というのもありますね。
遠泳の距離としてどの程度が適切かわかりませんが、南磯の岬の先端から先端ぐらいなら泳げるヒトは簡単にこなせるのかも。
着替える場所と、シャワーがあれば、モビリティ・エクスペリエンスの中に組み入れるのは面白そうです。

公共交通機関

実は、これが男鹿では一番弱い。
鉄道は、船越から船川まで、バスはもう本数がお話にならない。
せいぜいがタクシーが利用可能ですが、これおは高くつくので、ぜきれば非常の時以外は使いたくない。
公共交通機関の利用は、あまりいいアイディアがないのが現状。

その他の移動手段

スイス・モビリティの場合は他にもローラーブレードや、ラフティングなんかもありましたが、ちょっと男鹿では無理そうですね。

徒歩や自転車、小型船あたりなら、うまく組み合わせて楽しいモビリティ・エクスペリエンスが実現できそうな気がします。
移動を楽しむのがモビリティ・エクスペリエンスの目的ですから、自転車よりも速度がでるものはNGですしね。

エイドステーションの設置

とはいえ、途中で観光客に休憩をとってもらうエイドステーションや、徒歩から自転車に乗り換えたり、船に乗り込んだりするサポートが必要になるのは間違いないです。
宿泊まで行う場合は既存の旅館で対応できるでしょうし、エイドステーションとしては利用可能な施設としては、各地区の公民館、郵便局、神社仏閣あたりが可能性がありそうだと思います。

できれば無人運用ではなくて、最低一人の人間にはついていてほしいです。
せっかく男鹿に来たのに、男鹿のヒトとは誰とも話さずに帰ってもらうのは、非常に残念ですので。
男鹿の広さを考えれば、一泊ぐらいの日程を組むのが、一番やりがいがありそうな気もしますし、その意味では宿泊施設の方々の協力は力になりそうな気もします。

平日土日休まずサポートする施設が1個ぐらいは必要だと思いますが、それ以外は必要な時だけ手伝ってもらうのもありだと思います。
場合によっては、1台のワンボックスカーに必要な機材を積んで、移動ステーションのように使うのも悪くないアイディアです。
機動性もあって、緊急時の対応もしやすそうですし。

やるなら早めに

いずれ、こうしたものが全てそろってからスタートするのは遅すぎますし、揃うのを待ってたらいつまでもスタートできません。

足りない部分があるのは認識しながら、ミニマムとして何と何が揃えばスタートできるかを見極めて、早々にスタートするべきでしょう。

自分は、自転車のコトに関しては、ある程度サポートできる力がありますし、自分なりの方法でスタートしていますが、徒歩や登山、海での対応については、ぜんぜん素人ですので、そのあたりでご協力できる方がいらっしゃいましたら、モビリティ・エクスペリエンスについて、話し合いをしてみたいと思っていますので、ぜひご連絡をば。


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Published in 意見には個人差が… 田舎でこそ活きる 自転車

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