今日の、お昼のニュースを見ていたら、出てましたね。
日本の国の借金が1,000兆円を超えてしまった、というニュース。

毎年、税収の倍近いの国家予算を組んで赤字を積みましてる上、お国の政策としては平成32年までに収支を黒字にする…ぐらいしか決めていない様子。
今の見通しはさらに厳しくて、平成32年時にはまだ12兆円ほど赤字になるようなお話らしく。
ということは、収支が均衡するまのは平成35年、今から10年後。
そうするともう200兆円はさらに積み上がりそうです。

以前も書いたとおり、この借金で日本という国が破綻するわけではなさそうですが、問題は借金の返済をどうするか。

返済を始めると、苦しくなる国民生活



これまた以前に書いたとおりですが、国の借金の返済方法は主に2つ。

一つは、増税して借金を返済する方法。
消費税率の改正は、まさにこれで、税率を上げて税収を上げ、そのお金で借金を返済します。
言うまでもなく、稼いだお金を税金として収める金額が増えていけば、国民生活が苦しくなります。

もう一つは、紙幣を増刷して返済しちゃう方法。
裏ワザのような感じですが、これをやると市場のお金の量が増えて、お金の価値が落ちて物価が急激にあがります。
いわゆるインフレというやつで、もちろん国民生活が苦しくなります。

どちらにしても、借金の返済を始めると、生活が苦しくなるという、当たり前の話です。
問題は、いつまでにどれくらい返していくか、です。

始まる借金返済



前回の更新でも書いたコトですが、この借金の返済を先送りしてしまうのは、最もやってはいけないコト。
この返済を先送りした場合に、その返済を背負わされるのは、今の子どもや、将来の孫の世代です。
個人の借金であれば、相続を放棄するという方法が選択可能ですが、残念ながら国の借金は、日本の国に籍を置く限り逃れようがありません。

実際、来年度からは消費税率の増税が決まっていますので、借金返済はスタート直前まで来たようです。
おそらく、再来年の消費税率10%後も増税を行こなわれ、行政サービスはカットされ、徐々に国民生活は厳しくなっていくのが予想されます。
国民にとっては、とんだ迷惑な話ですが、今やらないと、先の世代に迷惑かけるわけですから仕方がないです。
たくさん稼いで、たくさん税金を収める算段を進めていかないといけない時代が来そうです。

次の世代の人たちの動き方



今後、日本の国民生活が少しずつ悪化していくことは仕方がないとしても、じゃぁ、次の世代の人たちがどのような動き方をするかと言えば、実は、ちょっと危うい予測もあります。

日本の税率が上がっていくなら、日本で経済活動を行わずに、海外で経済活動を行うという方法があります。
今でもグローバル企業と呼ばれる大企業は、こうした形で日本に法人税を払っていない企業がけっこうあるようです。仕組がわかっていて海外に法人を作るコトに抵抗がなければ、普通はそうしますよね。企業である以上は利益追求は優先事項ですし、税金はなるべく少ない方がいいに決まっています。

もちろん、そうなった場合、日本の税収はさらに落ち込みますので、日本国内でしか経済活動ができない企業や個人には、さらに重い負担がかかることも想像できます。

引き返せない道



安易に選択したわけではないでしょうが、税収が不足した分を、国債で万全なく補うという方法は、結果として、国民にかなりの負担と、将来世代の日本脱出の動機を与えかねない結果を迎えようとしています。

しかし、一度してしまった借金から簡単に逃れる手段はありませんので、これを返す方法についても国民レベルでの議論が起こらないと、より悲惨な未来が待っている気がします。
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