本来、味覚は十人十色で、個人の好みが強くでるのが食事だと思います。
そして、同じ人でも年によって全く味覚が変わるというのも、ある程度年齢がいった方なら体験的に知ってることだと思います。

若い時には、ラーメンや焼き肉を好んで食べてたのが、徐々に脂分が多そうな食事よりは、さっぱりした野菜やお魚の食事を好むようになるのはよくあるコト。

昔、新横浜に住んでた頃は、毎週ラーメン博物館に通ってたりするぐらいラーメン好きだったんですが、最近はほとんど行かなくなりました。
BBQなんかをするときも、肉焼くよりも、野菜焼こうよ、みたいな感じがあります。

以前は仕事で全国いろんな場所に行かないといけなかったコトもあって、食事は楽しみの一つだったのは確かで、いろんな味を体験することができました。
その時の経験からすると、やはり外食をする場合は、どうしても濃い目の味付けが多いような気がします。
最初に書いたとおり、人それぞれ違う味覚であっても、なるべく多くの人に美味しいと感じてもらうには、濃い目の味付けをして印象を強くしないといけない、という事情があった気がします。
そこには、個人の味覚に味を合わせるのではなく、強い味を出して、どんな味覚の人でも同じように味わえる体験を作り出そうとしているように感じます。

田舎暮らし故に、自家菜園をしたり、夏場になると畑を持ってる知人から新鮮な野菜を手に入れられる環境にあるんですが、そうした野菜をたくさん食べていると、徐々に味覚がそれに適合してきます。
トマト一個一個の味の違いを実感したりするのが、けっこう満足度の高い食事になったりします。

ちなみに、スーパー等にはプロの農家が作った、きちんとした野菜が並んでいますが、自家栽培で作った野菜は、形は悪くても味で負けることはほとんどありません。
そのぐらい、今朝とった野菜の鮮度というのは味に影響します。
流通による時間経過は、冷蔵によって痛むことはほとんどないと思いますが、それとは別に野菜類から鮮度と味わいを奪っています。

こうした田舎の食事の方が個人の微妙な味覚を刺激できることもあって、食事に対する文化としては、都市部の流通による食事をせざるえない地域よりも豊かな気がしています。
野菜を自分で栽培したりとか、友人からの貰い物であったりとか、今朝まで畑にあったモノであったりというのは、それ自体が地域の文化ですので、食と地域がつながるというのは、非常に文化的な行為だと思います。

今回のエントリは、だからどうだという結論はないんですが、田舎と食の繋がり、文化について、何となく思ったことを書いてみました。

こういう文化を作っていくこと、続けていくことに関して、ご意見ある方は、ぜひコメントにてお知らせくださいませ。
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