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災害時のコメ、水、照明の確保

一昨年の大震災以降、被災地以外では徐々に被災の記憶が薄れ始めたものの、逆に今年の夏は異常気象と呼ばれるほどの災害が発生し、各地で避難生活を余儀なくされる人が大勢発生しました。
以前から言われていたことですが、地球温暖化は単に気温があがるだけでなく、海面から蒸発する水蒸気の量が増えて雲の発達を促すことで、風雨災害が極端になるという予測が的中した感じです。

災害による被害が出た場合、公共インフラや、流通から切り離される可能性が高まります。
私達の日常生活は、こうしたインフラから切り離されると、極端に不便になりますが、そうした中でも、日常から自給自足を意識した生活をすることで、災害にも強い暮らしを作っていくことはできます。
昔のように、全てを自給自足することは現実的ではありませんが、日常生活の中に自給自足の要素を取り入れることで、つらい被災生活を、少しでも良く感じることは不可能ではありません。

停電、断水、ガス停止

被災時に、もっとも影響を受けるのが電気、水道、ガス、といった生活インフラです。
ネットワークの上で構築されているこれらのインフラは、一箇所がダメージを受けてるだけで、全体の供給が滞るのは珍しくはないです。
大震災の発生時は、男鹿では目立った被害は発生しなかったにも関わらず、早いとろこでも丸一日電気がこなかったのは記憶に新しいところです。

仮に停電が長引いた場合に、どんな影響があって、どう対処するべきかは予め考えておくべきだと思います。

●食料

冷蔵庫、冷凍庫が使えなくなりますので食料の確保が問題になります。
冬場の一日ぐらいの停電なら耐えられても、夏場に2~3日停ってしまったら、基本的に中の食品は全滅です。
大震災の時も、岩手の内陸では、2~3日経過したあたりで、もう冷蔵庫の中のモノが傷んでしまうので、豪華にたくさん料理を出したというお話も聞いたことがあります。

●コメ

最低限、コメは家庭にある程度備蓄しておくべきだと思います。
昔ではあれば、秋になると米倉、郷倉に一年分のコメを確保することが、その家にとって一年の生存を約束してくれる程の重要事項だったと聞きます。

当時はモミのまま保存してたそうですが、今はさすがに農家でなければ無理ですが、精米前の玄米の状態であれば入手が可能です。玄米を10~30kg単位で必要なだけコイン精米機で精米するというのが一番望ましい方法だと思います。
このあたりは、コイン精米機が普及してる田舎の特権でしょうが。

我が家では、秋に一年分のお米を農家さんから直接売ってもらっています。
今の頃は、常温で一年近く保存していることになりますが、玄米のままであれば極端に味が落ちることはないです。

もちろん、停電している場合は炊飯するための手段も必要です。
キャンプをする人であればハンゴウでもいいですが、土鍋なら普段の食生活の中でも役にたちますので用意しておいて、時々使っておくといいかと思います。

ガスレンジも電気調理器も使えませんので、カセットコンロと予備のボンベ、可能なら七輪と炭を用意しておくといいんじゃないかと思います。
ちなみに、土鍋と七輪の組み合わせは、一般家庭でできる炊飯の中では最も美味しくご飯を炊ける方法の一つです。
こうした方法をときどきBBQをしたりするタイミングで楽しんでみるのは、日常の中に自給自足を組み込むよい手段だと思います。

●保存食

ご飯だけでは味気がないですから、おかずになるモノも工夫しておく必要があります。
かつては、野菜、魚、山菜、きのこといったあたりを、どこの家でも保存食にして長期間、常温で保存できるように工夫していました。
乾燥させたり、塩漬けにしたり、漬け物にしたり、方法は様々です。
身近にこうしたコトが得意な人がいるなら、教えてもらうべきでしょう。
採りたてには劣りますが、そうした保存食を戻して食べる文化というのは、独特の味わいがあります。
詳しく書くと、新しいホームページ一つ作れちゃいますので、ここのサイトなどご参考に。

●飲料水

かつては井戸や川水が使えた地域でも、今は上流側の農地で農薬等が使用されてる懸念があるため、飲料水として用いるのはためらわれます。
水に関しては、備蓄で対応するべきです。

最近は5年間保存可能というようなミネラルウォーターが用意されてたりしますが、こうした長期保存が可能なモノは、かえって日常生活から離れてしまい、いざという時に期限を切らしてしまう可能性があります。
通常のペットボトルのミネラルウォーターでも1年程度は全く問題なく保存できるので、こうした物を1年おきに買い換えるのが、コスト的にも習慣としてもベストだと思います。

一人一日2Lが基準だそうなので、2L x 3日分 x 家族の人数 ぐらいを基準に買っておきましょう。

我が家では、夏に普通のミネラルウォーターを箱買いして、1年たったらアイスティーを淹れるのに使っています。
アイスティーは、良い茶葉10gに1Lの水を一晩冷やして置くだけで簡単に作れますので、この方法はオススメです。
飲料水の備蓄と、夏の恒例行事を組み合わせて、なるべく日常生活の中に習慣化しておくのが重要です。

●照明器具

災害時は、夜明けから日没までが活動時間になりますので、夜中に活動することは少ないでしょうが、それでも万が一夜中に避難したり、用を足したりとなれば人数分の懐中電灯は必要です。
大震災後は、懐中電灯、ランタン、ヘッドライトといった製品は豊富に出回るようになってきましたので是非準備しておきたいです。
特に電池が長持ちするLEDタイプのモノがだいぶ安くなってきましたので、これらは今揃えておくべきです。

バンドで頭部に装着できるヘッドライトは両手が空きますので、用を足したりする時は特に便利だと聞きますので、これもオススメです。

もちろん、予備の電池は豊富に備えておきましょう。

ロウソクは、不用意に使うと火災の原因になるために、必ずロウソク用のランタンやカンテラ等にセットして使ってください。
特に地震の場合は、転倒しても安全かどうかがポイントです。
大きめのフライパンや、陶器のお皿の上で使うなどの工夫が必要です。

ティーキャンドルは全高が低いので転倒のリスクが少なく使いやいと思います。
ただし100円ショップで売っているモノの中には質が悪くて、途中で全体が炎上してしまうケースを一度経験したことがあります。
極端に安いものじゃなくて、それなりにモノを備えた方がいいかもしれません。

まとめ

・コメ
・ミネラルウォーター
・七輪と炭
・LEDライト

災害でインフラと流通から切り離されるコトを考えれば、最低限はこれだけは用意しておくべきだと思います。


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Published in いざという時のために 田舎でこそ活きる

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