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マイホームを持つことと災害のリスク

日本は、戦後持ち家を推奨してきたこともあって、日本人の中には、いつかは自分の家を建てて住みたいという希望を持つ方が多いんだと思います。
もちろん、悪いことではないですし、そうしたスタイルで人生設計することを批判するわけでもないですが、今の日本では、家を持つことのリスクが上昇してるコトは意識しておくべきなんだと思います。

一般的なサラリーマンが家を持つためには30年を超えるようなローンを組む必要があり、そうして建てた家が、災害の可能性の高い立地にあったとすれば、心穏やかにはいかないでしょうし。

地震のリスク

誰もが承知だと思いますが、巨大地震による倒壊のリスクは東日本大震災によって再び意識されました。

日本の建築基準は世界で最も厳しい基準の一つでしょうが、それでも地盤の方が持たなければ何の意味もありません。
人口の急激な増加を経験した地域では、郊外に大規模な宅地造成を行ってきた経緯があると思いますが、そうした地域は、まだ大きな地震を経験したことがなく、いざ巨大地震が発生した場合に地盤の方が崩れる可能性も否定できません。

沢や田んぼ、砂地を造成したり、埋め立ててた場所に建てた建売住宅等は男鹿の中でも何箇所かありますが、日本海中部地震の影響で家屋に影響が出た話も、ちらほら聞きます。

昔から家が建っていた場所というのは、ある意味災害リスクが低い場所とも考えられますので、そういう場所を探してみるのも土地選びに必要なコトかもしれません。

津波のリスク

男鹿であれば、津波のリスクも地震と同様に意識されていると思います。
我が家の海抜高度は7m。
幸い裏手に高台があるので、避難するには困りませんが、やはりできれば津波で家が流されるような事態は避けたいと思います。

15~20mぐらいの海抜であれば、東日本大震災クラスの津波にも耐えられますので、可能ならそうした場所を探してみるべきかもしれません。
最近は、スマホに標高を計測するためのアプリもありますので、比較的簡単に調べられと思います。

洪水のリスク

男鹿にはあまり大きな河川はありませんが、小さな河川が氾濫することは昔からあったようで、可能ならば川からは一定の距離と高度差をとれる場所を選ぶべきだと思います。

また、男鹿の場合、農業用の溜池が決壊して大きな被害を出したコトがあります。
北浦地区のお話で、犠牲者も出てようです。
可能ならば、そうした溜池の場所はチェックしておいた方がいいかと思います。
実際、溜池はあちこちにありますが、ほとんどが平地で、それらは決壊しても被害は僅かですが、標高の高い場所で田んぼをやっているような地域では、決壊した溜池の水が一気に下流の地域を襲う可能性があるようです。

土砂崩れ

山を削って宅地造成をした場合は、裏山が崩れるリスクと常に隣り合わせです。
が、男鹿の場合は、そうした無理な宅地造成の話はあまり聞いたことがないので、そんなに意識しなくてもいいのかもしれません。
ただし、道路を通す時に、山を削った場所はありこちにありますので。
生鼻崎あたりは今回の台風でまた崩れるかも。

その他

他にも暴風雨やら、竜巻やら、豪雪やら、etcetc、災害のネタには事欠きません。
男鹿は地震を除けば、大規模な災害に見舞われたケースは少ないようですが、今後どうなるかは誰にもわかりません。

地球温暖化が今後も進行にもよるのでしょうが、少なくとも海水面の温度上昇は進行しており、その結果、海水の蒸発量が増えたことで、今までよりも雨雲が発達しやすくなっているのは確かです。
災害を引き起こす自然現象が、より強力になってきているのは事実です。

今後の推移を見守るべきか?

自分で家を建てる場合、自分の家がこうした災害に襲われるリスクがあるのは、最低限意識するべきです。
最悪の場合は災害で新築家屋を失い、ローンだけが残るという苦しい状況に追い込まれる可能性があるのは、ご存知のとおりです。

東日本大震災の影響で、地震の発生が頻発しています。
前回の大きな地震からも既に30年が経過しましたし、徐々に地震のリスクは上がっています。
他の気象災害にしても、海面温度の上昇がこのまま続くのかどうかで、今後の発生頻度が変わってくるはずです。

地震にしろ、気象災害にしろ、今後良くなるかもしれないし、悪くなるかもしれない。
こうした状況で、大きなローンを組んで、持ち家をもつのはかなりリスクのあることだと思います。
経済的な問題も含まれるので何とも言えませんが、今は状況を見守るのが、一番良いような気もします。


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Published in いざという時のために 意見には個人差が…

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