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地方を活かすために…小さく、頻度上げて動く

先日、自分が参加している団体による、今年7回めの飲食店とのコラボイベントを開催いたしました。

今年は、会場として普通の飲食店を使わせていただき、小さなイベントを開催頻度を高めにして、毎回やり方を微調整しつつ、または前回の方向性を伸ばし、受けの悪かった部分を引っ込めたりしながら、じりじり進めてきました。

地域活性化や、村おこし、街おこしというと何かと規模の大きな、派手なイベントが好まれれる傾向にありますが、個人的には、こうした小さなイベントを頻度高く仕掛けていく方が、将来につながる可能性は高いと思っています。

経済的な衰退

地方の衰退は、正直に言えば経済的衰退意外の何者でもなく。

経済的に成り立たないから、人が出て行く。
もしくは、もっと経済的に成功したいから、もっと人が出て行く。
その構図を、都会の人も、に田舎の人も違和感をもつこともなく、ここ半世紀ほど、ずーっとやってきた。
「出稼ぎ」にしても、その期間、経済活動をする人の絶対数を減らしてることには変わりなく、地元経済にお金が流れてくるものの、地元で生きていくための産業を育てるという方向においてはマイナスであったことは間違いなく。
良し悪しとしてではなくて、生活を豊かにしたり、生活を支えるために必要なものとしてやってきたわけだが、結果としての産業の衰退は、当然のようにやってきた。

経済的な向上を目指して

少々、極端な話をすれば、これからの地方に求められるのは、他所の稼ぎに頼るのではなく、

『工夫をして、生活の糧を稼ぐ』

に尽きるんじゃないかと考えてます。
『生活の糧』というのは、直接的には現金収入のような経済の意味もありますし、地縁や交友関係の中から農産物を安く譲ってもらったり、という物々経済のことも示します。

そして一番ポイントだと思っているのは『工夫をして』というトコロ。

かつての地方の経済は、大雑把に言えば、中央政府からの資金を使って公共事業を行い、その波及効果で周辺の経済が潤うような構造。
そして、誰もがわかっているように、この資金の流れは徐々に細っていくのは、もう確定的。

地方自らが、自分たちが持っているリソースを点検して、その手持ちのリソースをどうやって工夫して使えば、地方を立ち行くようにできるかを、何度でも試行錯誤を繰り返えして、自ら育てていかないと未来はないと思っています。
別に稀有なコトでもなく、都会では都会なりにたくさん行われていることを、地方も地方なりに行えばいいのだと思います。

試行錯誤を繰り返すために

大きなイベントや、取り組み、活動というのは、一般的に開催頻度を上げることは難しいです。
ところが、世の中では年に1回開催するようなイベントに大きなリソースを割く傾向が強く、またそうしたイベントが大々的にマスコミが報道したりすることもあって、どうしても世間の注目を浴びがちです。

それ自体は悪いことではないのですが、結果的に、年1回しか行わないイベントは、その経験を元に次のステップに踏み出すまでに、さらに1年を要するために、絶対的なスピード感に欠けるものになりがちです。

自分が加わっている団体の活動も、初年度は廃校舎を借り切ったりして大々的に開催はしましたが、その後に続く活動がつながらず、1回きりのイベントになりました。
2年め以降は開催規模を縮小して、より頻繁に開催できる方向に方針を転換してます。

回数をこなすことで、得られる情報や、明らかになる課題も多くなりますし、それを活かす方向で様々なアイディアも生まれます。
毎回、状況が異なるので、様々な状況への対応力も養われますし、よりスピード感をもって次のステップに向かっていくためには、メリットが多いと思っています。

次のステップへ

そうして進めていれば、問題なく進んでいるかと言うとそうでもなく、逆に問題だらけでもあります。
今年、開催したイベントでは赤字になるイベントは一つもありませんでしたが、では大きな収益になっているかと言うと、そういう訳でもありません。
協力していただいた飲食店には、飲食の部分での収益にはなるように企画していますが、うちの団体的には微妙に+か?ぐらいのものです。
これまた良し悪しという話ではなく、今の進め方だとそういうものだという結果が、取り組みをすすめる中で得られたというコトです。

なので、来年以降も、今年のような形式を続けるのか、また、もっと違う取り組みの仕方を試してみるのかは分かりませんが、少なくとも今年得られた賢智は十分に活かしていけると思っています。
今、地方だけでなく、あらゆるコトが「正解のない」状況で足掻いている状況で、おそらく理論上の正解を探すよりは、結果的な「正解」を数多く経験する中で、成功則を作り上げていく時代なのだと。

言葉を選ばないで言ってしまうと、地方の現状は最悪です。
現状維持でもなく、大きな発展を高望みするでもなく、地に足つけた地道な暮らしを生み出していくことが必要なんだと思います。


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Published in 意見には個人差が… 田舎でこそ活きる

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