安定した世界というと、全ての事象が固定化して、一切変化のないような世界という印象を与えますが、さにあらず。

変化とバランス


変化がないというのは、変化の終わった世界。
この先、何も新しい物が生み出されず、ただ終焉を待つだけの世界。
終わった世界を意味します。

まぁ、このへん実際の宇宙の終わりと近いモノがありそうですが、とりあえずそれは本題ではなく。

じゃぁ、安定した世界というのは、何が安定しているかといえば、それはバランスです。

そりゃーそうです。

どんなに止めおこうと、人は年を取りますし、経験値も増えます。
世の中には新しいモノが次々と登場しますし、古いモノは傷んで廃棄せざるおえない。
新しい技術の登場が、古い技術をさらに研ぎ澄ませていくこともおこるでしょうし。

世の中は常に変化があることが当然。

そーした変化が常の世界を安定させるために、最も必要なのはバランスの方というわけです。

例えば


新人が登場したからと言って、前の人が直ぐにいなくなるわけではないです。
新人と、前の人との間で生み出される関係性をうまく互いに調整して、互いの良さを引き出しあう…そーゆうバランスを取ることが求められるようになります。

燃費に優れるハイブリッドカーが登場したからと言って、従来のガソリンカーがなくなったわけではないです。
逆に、いままでさほどPRされてこなかった軽自動車に開発リソースが注がれ、ハイブリッドカー並の低燃費車が販売されたりと、新しい技術と、古い技術の両方が磨き合うような状況が生まれました。
この場合は競争原理があったといえ、うまくそれがバランスした例ともいえます。

バランスと上手く取れる社会


どんなに新しいモノが出てきても、古いモノとのバランスをとりながら普及するのは、かえって好循環を生み出します。

そのあたりのバランスを如何に取るか。
誰が取るか。
どのぐらいのスパンで取るのか。

このあたりのバランスを取るのが優れた社会というのは、文化的成熟度が高いといえます。

よりバランスした、より安定した世界を持続させる術が共通認識としてある…といえます。

今の日本はどうなんでしょうね。
高度経済成長期のような、なんでも新しいモノが正しいという時期はさすがに過ぎましたが、古いモノとのバランスを取る力は、まだまだ足りてない…っていう気がします。

これは社会全体としてだけでなく、身近なコミュニティや、身の回りの人との間でも言えるコト。
このへん、意識しておきたいです。








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