選挙はだいたい予想通り。
相変わらず低い投票率で、与党が大手を振って歩ける信任を取り付けた感じ。
まぁ、しょうがない。
これも選挙だ。

それでも、多少の勢力分布の変化はあったようで、こーゆーわずかな変化から、次の世代につながる芽が育つ可能性だってある。
どんなに今の政治に失望してたって、簡単に日本から逃げ出せるわけでもないし、地道に行くしかない。

気になるのは、投票に行った人の、投票に行かなかった人に対する意識が、どうもおかしなベクトルを向いてる気がする。
特に、若者にもっと選挙に行け、投票してこい、そうすれば世の中変わるんだから…的な発言がちらほら。
若者が選挙に行かないから、若者向けの政策が実際されないんだから、行けよ…って。
選挙で自分の望むような結果にならなかったのは、投票に行かなかった人が大勢いるからだ…ってな論調。

それは変。

自分の意思で選挙に行かない層


これだけ長きにわたって、投票率の低下が叫ばれてるんだから、投票に行かなかった層は能動的に選挙に行かなかった層。
決して、何となくとか、たまたまじゃない。
こうした人達が、どんな考えで投票に行かなかったのか。

老人政治への諦め


一言で言えば、もう諦めてるっていうのが大半だと思う。
もう半分は、怪しいものには近づかないっていう防衛本能。

そもそも当選した議員さんは、選挙に来る人だけに責任があるわけじゃなくて、選挙に来ない人間に対しても、大きな責任を負っているのは当然の話。
ところがこの数十年の日本の政治は「老人の、老人による、老人のための政治」を標榜してるようにしか見えない。

現役を退いた老人の食い扶持を稼ぐのは若者であって、その生産性を伸ばしていくのが国策であるはずなのに、老人優遇政策だけを推進するようにしか見えない。
これを、若者が信用して選挙に参加するって考える方がおかしい。

人口減少だ、少子高齢化だ、不況だと、いろいろ理由をつけて妙な政策に税金をつぎ込んでるが、そのほとんどが、たいした効果が無いのは、若者の方がよく理解してるはず。
だいたいにおいて老人よりも、若者の方が頭がいいんです。

こんな無駄なコトばっかりしてる政治なんか、とても信用されません。

与党だろうか、野党だろうが、若者にとっては、信用ならん連中が政治を行っているという認識がある以上、投票なんていう手段で、それに関わること自体が、自分にとって不利益と考えていてもおかしくない。

こうした、政治に対する不信と諦め、さらには下手にかかわると何か不利益があるんじゃないかという防衛本能に基づくのが、いまの現状だと行ってよい。

若者は国を背負わない


今のような政治が続いて、この国がとんでもない状況に陥った時に一番困るのは実は若者じゃないです。
悪政のツケを払わされるのは、若者だっていう意見は正しくない。

若者は、どんな状況に置かれたとしても、身体を資本に生き抜くだけのタフネスがあるし、新しい方法を試していく柔軟性だってある。
もっと極端に言えば、今の日本の枠組みが破綻して、新しい国を作らなきゃならない時にこそ、持てる力をフルに発揮できるのも若者。

ゼロからイチを生み出すだけのクリエイティビティを発揮するのは、いつだって若者です。
なんとかかんとか、自分の食い扶持を稼ぐだけの、生物としてのバイタリティを発揮すれば切り抜けられるだろうし、実際そうなるはず。

大問題なのは、現役を退き、自ら食い扶持を稼ぐことのできない老人が大量に発生するコト。
今の借金上等な政策を続けてれば、遠からず財政が破綻する。
国が致命的な状況に陥った時に、医療や介護は、最初に壊滅的な状況になる。
身体が言うコト利かなくなった年齢で、そうした事態に直面させられた大半の老人達は、残念ながら為す術が無い。

どんなに資産をため込んでたって、その資産自体の大半が紙屑になる。

やたらと上の方が重たくなってる人口ピラミッドの将来予測をときどき見かけるが、実はああはならない。
自力で生きられなくなった老人世代の大半が、予想よりも早く人口ピラミッドの上から削除される。
最も望ましくないハードランディングな方法で、いびつな人口ピラミッドは是正される可能性が高い。

悪い言い方をすれば、若者にとっては、背負い込む世代の負担が軽くなって好都合かもしれない。

まとめ


政治権力がどうの、財力がどうの、って言ったって、生物として最も可能性があるのは、老人より若者であることは明白。
優遇されるべきは若者であるはず。
唯一それだけが、総体としての国の力を向上させる。

その当たり前の理屈に逆らって、老人政治、老人経済を維持することは、お国にとって致命的な事態になるのは分かりきってますが、まだまだ続きそうです。

そう遠くない将来、それらの問題が顕在化して、何もできなくたった老人を、こんなに冷遇されてる若者がなんとかしてくれるなんて…それはいくら何でも都合が良すぎ。
若者は、その時こそ、自分たちの政治、自分たちの国を作っていくんじゃないですかね。
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