Skip to content →

地方の人口減少は悪いことばかりじゃない

さまざまに理由がありますが、一番大きな理由は
「地方には今の規模の人口を賄うだけの力はない」と考えてます。

カネのない地方

どこの地方自治体も財政は火の車。
頼みのお国も、借金総額は1000兆円を超えてる状況で、これから交付税はどんどん減らされていくのは間違いなく。

高度経済成長期からバブル期にかけて形成された、都市の稼ぎで地方を賄う構造が、どんどん崩れていっている今、都市への人口提供のためだけに、今の規模の人口を維持する必要はなくなったと考えていいかと思います。

経済的理由、効率優先の理屈で考えれば、どんなに地方で人口を増やす努力をしても、その大半は間違いなく都市へと流入していきます。
そのために、どんなに税金を投入しても、ほとんどは無駄金になりかねない。
ここらで、もう都市への依存からの脱却を目指して、覚悟を決めていくべきなんだと思います。

人口減少のメリット

表題のとおり、人口が減ることは悪いことばかりではありません。
まず、賄う人口の数が得れば、必要になる稼ぎの総量が減ります。
秋田市のような都市部であればコンパクトシティの考え方によって、行政コストを減らしていくことが可能なはずです。
生活インフラ整備を計画的に縮小していくことが今後必要になりますが、このあたりをうまく進めていけば行政コストの削減が可能なはずです。

男鹿市は、人口密度が斑になってて人口のほとんどが南側に集まり、北側は過疎に悩まされています。
北側に関しては、昔のような万全の行政インフラの提供は今後続けられないのは仕方がく、こちらも計画的にインフラ提供のコストを削減していかないといけません。
おそらく、地下配管を必要とする水道、ガスから順に減らさざるをえないと思いますが、ただし最低限の道路を維持して流通を確保しておけば、残された住民にとっては割高にはなりますが最低限の生活インフラの確保はできるかと思います。

インフラを自給する

田舎の過疎地域では、実は人口減少のメリットがもう一つあって、消費人口が減ることで、ある程度のインフラを自給することが可能になる、ということがあります。

暖房は薪で代替可能です。

食糧は野菜、果物は自分の畑で作れるでしょうし、地域に稲作をする農家がいれば、集落内で消費する分ぐらいであれば余裕で確保できます。
山からは山菜、きのこの類。
海からは貝や海藻など。

水は井戸で供給できればよいのですが、このへんは周辺農家の農薬の使用状況とか地下水の流れ方とかあるので難しいですが、山に近い場所から簡易水道のような形で供給するのもありです。
飲料水をボトルウォーターで提供することにすれば、そのほかの生活水を井戸や川水で賄うことも可能でしょうし、ここは工夫次第だと思います。

ソーラーパネルが安価に普及すれば、電気の自給もある程度可能になると思いますので、これは今後の技術の進歩に期待です。
個人的には、売電を充てにするのではなく、自給のためのシステムが登場してきてほしいと思っています。

年収150万の半農半Xスタイル

実際、こうした工夫をすることで、例えば大人一人が生活するのに150万程度の年収でも何とかなるんじゃないかと考えてます。
こうした生活スタイルが可能になれば、仕事をする場所にとらわれない人が「半農半X」という生き方を求めて移住する条件が整い、地域の人口構成バランスの調整につながります。
こうした、人口の流入は多いにこしたことはありませんが、そんなに大量に望む必要はありません。
どちらかというと年齢層ごとのバランスが整えられることが重要であって、あまり増えすぎては自給可能な規模を超えすぎちゃいますので。

男鹿市で1万人くらいか

そうゆうようなコトを考えると、男鹿市の人口は1万人くらいまで減っても、問題ないのじゃないかと思います。
もちろん、人口が減れば税収も減りますが、どうせ今でもほとんどの財源を国と県に頼ってますので、人口規模に合わせて行政のサイズダウンを行えばいいだけの話。
インフラ提供も限定的になりますが、あらかじめそうした未来を予定して、そこに向けて計画的に進めていけば、特に問題がおこるわけではないはずです。

例えば20年後の成人人口の人数は、もう今年生まれた子供の数で、ほぼ決定されてしまい、それを変えることは不可能です。
人口減少を問題視して、様々な政策に税金を投入していますが、今さら何をしたって人口減少、少子高齢化は確実に進行し、もうそれを回避するのは不可能なのです。
であれば、それに対応するように未来を作っていけばいいだけの話で、昔のように都市の稼ぎに頼る必要はないと思いますし、もう頼ることもできなくなるはず。
ここらで、行政も大きく舵を切っていい頃合いだと思います。
まぁ、行政がしなくても、自分らは勝手にでも舵を切って進んでいくつもりではありますが。


— ads by google —

Published in いざという時のために 田舎でこそ活きる 答えなど無い

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。