最近、蔦谷さんが人気です


話題のはじまりは佐賀県武雄市に、市立図書館と、蔦谷書店と、スタバを併設した施設をオープンさせたあたり。
大きな話題になりましたし、テレビの取材などもはいったこともあり他県からもお客を呼び込んだりと、いかにも地域活性化に貢献してる感じの報道ぶりは、まだ記憶に新しいところ。

その後も、蔦谷さんの動きは素早くて、各所に同様の施設をオープンさせていっていて、近いところでは盛岡にカフェ併設タイプの新店舗をオープンさせるとのこと。
先月5日にはオープンしたようなので、もう少し落ち着いた頃に、ちょっと行ってみようかと思ってます。

蔦谷さんが、異業種を組み合わせて新しい価値を生み出し、それによって次々と新店舗をオープンさせている状況は、流石と評価すべきところで、魅力的な場所が増えていくことは歓迎すべきことです。
もともとカフェと本の相性は悪くないでしょうし、今後、同様の店舗が、今後全国に増えていくのではないかと思います。

地方に増える全国画一チェーン店


その一方で、こうした施設が地方で人気になることに一抹の不安があるのも確か。
出来あいの娯楽に乏しい地方だと、こうした全国画一チェーン店が人気になるのがすっかり定着してます。
つくづく、地方の人は「新しく」て「綺麗」で「お洒落」な施設が好きなんだなぁと感じます。

その心理を推測するに、自分たちが持っていないものに強く惹かれる、というのはあるのだと思います。
そうした自分たちが持っていないモノをカネで買えるというのが、貨幣経済や市場と呼ばれるものの最大のメリットですが、地方が衰退して行っている現状において、そのバランスは崩れてきているのは確か。

地方でカネを使う場所が次々と中央資本のお店になっているということは、せっかく公共事業やら、食糧、原料の提供で稼いだ外貨を、簡単に中央に戻しているという現実でもあります。

ないものに惹かれる心理


こうしたカネの流れでは、地方が衰退していくのも仕方ないことでははあります。
ですが、そうした中でも地方にとってのヒントがあると考えています。

上に書いた「ないものに惹かれる」という人の心理。
地方には、新しくて綺麗でお洒落な施設がないので、全国画一チェーンが繁盛するわけですが、逆の見方をすれば、都会の人は、都会にないモノに強く惹かれるはずだ、という仮説も成り立ちます。

そこで安易に、自然だ、食べ物だ、人情だ、とありきたりのものでPRをしてしまうと、日本全国何処も同じような色に見えてしまいます。
ポイントは、都会にはなく、他所の地方にもなく、自分の地方だけにあるモノを見極めるコト。
または、他所に比べて、圧倒的なアドバンテージを持てるまで育てる覚悟。
このあたりがカギなんじゃないかと思います。

今回、地方の人が、新しくて、綺麗で、お洒落なモノに惹かれるのと同様に、都会の人は、古くて、汚れていて、野暮ったいものに興味を示すという仮説が立ててみました。
都会の人すべてがそうだというわけではないでしょうが、相当数の人間に適用できるコトなんじゃないかと思います。
都会のお客さんを呼び込むときのアプローチの一つとして、これから取り入れていってみたいと思います。
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