美味しいモノというのは3種類に分類されると思います。

1.食材、調理人ともに高コストな美味しいモノ


日本食でも、イタリアンでも、いわゆる高級料理に該当するモノ。
なるべく良い産地から、新鮮な食材を取り寄せ、腕のよい調理人に料理してもらうことで、美味しい食事を提供するタイプ。
このタイプは高くつきますが、都会でお金さえだせば簡単に楽しめることもありますし、マスコミもわかりやすく伝えることができるので、通常「美味しいモノ」と言われればこっちでしょう。

2.産地で食べる新鮮で低コストな美味しいモノ


海産物であれば漁港近くのお店や、農産物であれば農家レストランなど。
とれたての食材を、新鮮なうちに、なるべくシンプルに、低コストで提供することで実現する美味しいモノ。
難しい調理をするのではないのですが、素材の新鮮さをフルに味わうことができます。

実際に食べてみれば、このタイプの良さはすぐにわかるのですが、いかんせんこれを伝えるのがマスコミは苦手です。
というのも都会の人の思っている「新鮮さ」は、産地の本当の「新鮮さ」とは、ちょっと違っている事実を伝えるのが、非常に難しい。
流通過程を経て入手する時に、既に本当の「新鮮さ」は失われているのですが、そのことは産地の本当の「新鮮さ」を味わうまでは分からないから

こういうところを改善していくのが、産地の田舎の使命でもあるのかも。

3.加工技術で実現する美味しいモノ


さらに、食品加工技術はすさまじい進歩を遂げておりまして。
味覚上の問題から食用に適さないモノを、加工技術によって味覚上は美味しく感じさせる技術が、日本の食卓を席巻している事実があります。

先日、インターネット上で話題になったこちらのリンク先が詳しいですので、興味のある方はご一読を。



こうした記事を読むと、なんとなく気持ち悪く感じるとは思いますが、食品安全上の問題はないそうです。
もちろん、自分もこうした外食、惣菜といったものを利用するわけですが、確かに、そこそこ美味しく感じます。
ただし、その「美味しさ」っていうのは、どうにも画一的な気がしています。
どの料理も、規定の「美味しさ」に合うように加工されているので、当然だとは思いますが、田舎で本当に新鮮なおいしさを知っている人間からすると不自然さが感じられるのも事実のような気がします。

まとめ


実際のところ、日本人の中で一番食用に供されているのは3.の美味しさだろうと思います。
都会で、低コストで美味しいモノを提供するには、一番適していますし、今の消費者が一番求めているモノでもあります。
いずれにしろ選ぶのは食べる本人ですので、人のコトに口をはさむ必要はないのですが…やっぱり2.の美味しさがいいですよねぇ。
これからは、そうしたコトもアピールしていくポイントなんでしょうね。
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