観光の話をしてると、「美味しい」食事があることが何よりも重要…という話をする人もいるけど、果たしてそうだろうかと思う。

確かに「美味しい」食事があるにこしたコトはないけど、その重要度は世の中一般に言われているほど高いだろうか…と。

「美味しい」以上に大事なコトがあるという気がしてる。

美味しくなくても、不満でもない


余所の観光などに出かけたときの自分の体験として…美味しいものがあれば、もちろん美味しくいただくし、それによって満足度が向上するのは間違いない。

ただ、その一方で、そこそこ一般的な食事さえあれば、それほど不満に思えることも無いんじゃなかろうか。
少なくとも、自分はあまりマイナスポイントとしては感じない。

それこそコンビニ弁当程度のものが入手できさえすれば、それ以外の観光地としての資質の方が、よほど重要と感じる。

こう感じてる人は意外と多いのではなくないか?

我々はグルメではないので


一部のグルメの人は、事細かに食事の良し悪しについて批評し、ネットにあげて、個人的な満足度の程度を声高に広めてる。

けど、それって、ただ声が大きいだけで、絶対数はそれほど多くはない。

実際のところ、知り合いの飲食店の人と話すと、男鹿半島に観光に来て食事をする場所に困ってるという話をよく聞く。

特に日曜日。

それは裏を返せば、食事の良し悪しについて事前に調べて観光に来る人はそれほど多くないというコトの証明でもある。

みんなそんなに気にしていないのだ。

美味しいモノが食べたいグルメな人は、都市のグルメなお店を、豊富な選択肢の中から選んで利用するだろうし、それは観光地が果たす役割とちょっと違うと感じる。

カバー率を上げたい


男鹿半島のような田舎の観光地に来る人にとっては、食事の質が最優先事項ではない…というのは、新しい切り口だと思う。

最低限のレベルの食事を入手できる地域を広げることが最優先ではないか。
カバー率が上がらなければ、観光客の行動時間も行動範囲も広がらない。

宿泊施設でランチ提供してるところもほとんどないけれど、個別経営では提供できなくても、共同経営、共同運営なら可能になるケースもあるだろう。
もしろ、その方が全体の経営にプラスになる可能性もある。

他の飲食施設でも、同じ手法がプラスに働く可能性は高い。

個人的な経験から、平日土曜営業してる一般の食堂のレベルは低くはない。
グルメではない一般の観光客なら、十分いけるレベルだと思ってる。

日曜営業のハードルは高いだろうけど、それが可能になれば、観光客にとって世界が広がるのは間違いない。

いずれ「美味しい」ことにとらわれすぎる必要は無い…と考えれば、展開可能なアイディアはいろいろあると思う。
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