趣味にの世界において、ビギナー、新人さんをどのように迎えるのか?というのは、いま、大きな課題だ。

自分の両親の世代も、仲間内でいろいろ集まって茶道だの、華道だの、陶芸だの、園芸だのやってるらしいが、いずれもみんな一緒に高齢化してしまい、培ってきた文化を引き継ぐ次世代がいない。

もちろん、仲の良い人だけで集まって楽しみたいだけならそれでもかまわないだろうが、文化を根付かせたい、文化を広めたいという気持ちが少しでもあるのなら、受け継ぐ世代のいないことは大問題である。

楽しみ方を伝える


ビギナーをどう迎えるか…これって実はすごく難しいんだと思う。
もちろん技術的なサポートや、基本的な心得、スキルアップのための講習とか、いろいろ必要なコトがあるのだが、そのあたりの知識は、一人でも容易に入手できる時代ではある。

本質的には、その世界の楽しみ方を伝えるのが大事なんじゃないかと思う。

楽しみ方にどれほどの幅があるのかを見せてあげるのは、とても重要。

例えば自転車(まぁ、自分の場合はこれしかないですが…)。

フィジカルをバンバン鍛える人。
ローラー台ばっかり乗ってる人。
ひたすら坂道にアタックしていく人。
長距離をゆっくり走っていく人。
身近な場所に目的地を決めて走っていく人。
機材には気を使う人。
美味しいものを食べるために乗る人。
走り終わった後の温泉を楽しみにする人。
お菓子屋さんと喫茶店巡りが目的の人。
メンテナンスばっかり追い詰める人。

ざーっと書いただけでも、かなりの楽しみ方がある。
そして、そのどれもが正解だ。
どんな楽しみ方をしてもいいんであって、それは自転車ホビーじゃないっていうことはない。

体力がある人だけが楽しめるっていうアンバランスな趣味というわけではない。

そのあたりを上手く伝えることが大事なんだよな…というのは常日頃思うことはある。

時間をかけて楽しみ方を探そう


一方、ビギナー、新人さんの方にもリクエストというか、心得てほしいことはある。

何が面白いかは、自分で決めていいというコト。
いまは力が足りなくても、将来こう楽しみたいという要望は持ってほしいというコト。
そして、なるべく時間を使って楽しんでほしいというコト。

時間を使えば使うほど、その趣味との距離も近くなるし、様々な面白みの片りんが少しづつ見えてくる。

このへんは、人それぞれ何を面白いと感じるかは大きく異なる。
それも時間をかけていかないと分からないコト。

そう考えると人生において時間がいかに重要なものかと感じる。
時間だけは、誰にしも平等に与えられるし、どれだけの時間を割くかは本人次第。

ビギナーにしろ、ベテランにしろ、時間をかけるだけ縁も深まるし、そうゆう濃密な時間の使い方が必要なのは間違いない。
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット