学生の頃にみんな習ったはず(もーすっかり忘れてました)の元素の話を、ちょいと自分の中で整理してみる。

原初の宇宙には水素とヘリウムしか存在してませんでした。
いずれもシンプルで軽い元素です。

そのガスが集まって、自身の重力でどんどん収縮して核融合をしはじめて、ようやく炭素や、窒素、酸素…鉄あたりまでの元素が作られていきます。

それが星の寿命とともに超新星爆発を起こして、宇宙にばらまかれます。
この超新星爆発の時にもものすごい力がかかるので、鉄よりも重い元素はここで生成されます。

こーゆーのが宇宙の中をさまよい、少しづつ集まって塊になったのが地球であり、その上に住んでる生物を構成する元素は、ぜんぶ、恒星の核融合と超新星爆発の時に生成された元素です。

こんなちっぽけな人間みたいな存在も、あの巨大な恒星の中で行われる核融合と、それが砕け散る超新星爆発なしには、存在しえなかったっていうのは、とてもスケールの大きい話であり、そのどこにも嘘偽りが無いっていうのは、ある種のロマンです。

逆に、こんなちっぽけな存在が、こんな小さな星の上でウダウダやってるのは、人間が誕生するまでにあった宇宙的スケールの無作為に比べれば、たいした話じゃないよな。

自分たちが作った仕組みの上で、小さく争ったり。
「自然」と「人工」なんていう僅かな違いの間で軋轢を起こしたり。
細工した(C6H10O5)nの所有枚数(紙幣ですね…)で競いあったり。

宇宙の営みの中からみれば誤差みたいなモノです。

だからといって慎ましやかに生きていきましょうというコトじゃないです。
どうせ誤差の範疇なんなら、好きに生きた方がいい。

人が、地球の上で、多少やんちゃをやったって1億年もすれば、人類も絶滅してるだろうし、その頃には適正な姿の惑星に戻ってるだろうし、さして問題も無い。

そんな気持ちにさせる、元素のお話でした。
やっぱり科学って大事。
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