「観光」や「教育」にナマハゲを利用しようというのは、構わないと思う。
それが効果的がどうかは別として。

もちろん、それはナマハゲに対しての、理解とリスペクトがあればこそ。

ナマハゲが生まれ、今の時代まで続いてきた、人々の想いを理解しなければ、ただ見た目のおっかない仮面のお化けでしかない。

見た目のインパクトだけを狙って、刺激的なコンテンツとして提供しても、それはあっという間に消費され、使い尽くされ、飽きられて終わる。

秋田県庁が、まさにそんな形で、新しいゆるキャラをデザインしたようだ。

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「~をモチーフにして」「~という設定」と言えば、どんなデザインをしても許されると本当に思ってるんだろうか?

性質の悪い劣化コピー以外の何物でもない。
デザインとしても、コンセプトとしても、これほど酷いものが選定される経緯が全く理解できない。

自分たちが大事にしてきた伝統文化を、あんな劣化したデフォルメを施されて、それを全国に、世界にアピールされるとか、もう悪夢でしかない。

正直、こんな小手先の施策しか出来ないというなら、県庁職員すべての能力とモラルを本気で疑いたくなる。

このデザインを発注した担当者をはじめ、これを良しとした関係部署、その結果に対して何の苦言もなく止めることのなかった全ての職員、議員…本当にコレでいいのか?

これが秋田のクオリティでいいのか?

秋田に、男鹿半島に、長きにわたって伝わってきた伝統行事、文化を大切に思っているのなら、自分たちのやろうとしてるコトが、どれだけの人を傷つけ、大事な文化を浪費することになるのか、もう一度考えていただきたいと願う。
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