衰退著しい日本の地方都市。
秋田も、男鹿も、もちろん例外でなく。

衰退は怖くない


ただ、別に衰退すること自体はそんなに怖いことじゃないんですよね。
枠組みが小さくなったら、小さくなったなりに暮らせば良い。
食い扶持も減るんだし、なんとか見合った稼ぎを見つけて生きてけば良い。

今までみたく好きなモノを買って、好きなモノを食べて、好きなコトをして遊んで…っていうわけにはいかなくなるだろうけど、何もそればっかりが幸せの定義でもない。
誰しもが幸せじゃなきゃいけないっていう決まりもない。

少々乱暴なもの言いをするなら、なるようになるんだし心配いらん…と。

衰退を怖がる人達


ただ、端から見てて、この人達大丈夫かな~って思うのは、政治や行政に関わってる皆様の言動。

秋田(もしくは男鹿)は衰退しております。
そのための対策をさまざま打っております。
産業振興とか、少子高齢化対策とか、雇用創出とか。
なので県民(もしくは市民)の皆様は安心してお暮らしください。

というような感じの言動が、どーにも不安をかき立てます。
いままで、何十年もやってきて成果をあげてない方々の、壊れたレコードのごとくの建前を繰り返されても、誰も信用なんかしておりませんので。

そんなに衰退することが怖いのかな?

これから秋田(もしくは男鹿)が、意気揚々と発展していくとか、あり得るはずがないですし。
そんな都合のよい未来ばっかり語る方々の言動に、限りなく不安を覚える今日この頃。

変化も環境も変えようがない


そもそも、地方の衰退は、何か要因があって進行してる一過性の現象ではないです。
その要因に対して対策を施せば、元の健全な発展社会とかにもどるとか、そーいった類のものではなく。
社会の成長、成熟に対して、当然訪れる環境変化であって、これから逃れる術など存在しない。

そりゃぁ、少子高齢化の社会のいびつな人口ピラミッドを強制的に矯正する術がないこともないですが、現代社会でそんな手段はとれるはずもなく。

好むと好まざるに関わらず、この環境を受け入れるトコから始めないと、話がちっとも進まない。
いつまで経っても、さらなる成長を実現しますって言われても…ねぇ。

んな根拠のない話に、いつまでも付き合ってはいられません。

衰退しても成立する社会


日本の地方都市、秋田でも男鹿でも、目指すべき姿はこれしかないです。
ほんの一部の大都市を除いて、衰退を受け入れることができない都市に未来はないのは確実。

人口は減少し、多少いびつな形の人口ピラミッドのままでも、成立する社会を実現できなければ、おそらく消滅します。

そのために何が必要かをもっと真剣に検討しないといけないです。
お国からの指示を待ってたら、たぶん間に合わない。

中央からの交付金頼みの公共事業依存は、どこまで持つのか。
地方で成立できる独自産業の芽をどう見つけて、どう育てるのか。
手厚すぎる高齢者福祉をこのままの状況にしていいのか。
子供には、教科書覚えるよりも、もっと逞しく生きる術を身につけてもらうべきじゃないのか。
住宅産業に配慮した、核家族化の推進はもういいんじゃないのか。
売れもしない六次産業化よりも、もっと磨くべきコトがあるんじゃないのか。

などなど、などなど、まだまだ、いっぱい。

人口減少を前提にするなら、昔ほどの多くの人口を養う必要はないです。
みんなが、今よりも、ちょっとだけ全体の効率とかを意識してもらうだけで、生活するのに必要なコストは今よりもぐっと下げられますし、その中で不自由ない生活を送ることは可能だと思ってます。

カネがないなら、知恵を出そう


今の地方には、戦前の貧しい自給生活から、戦争直後の困窮生活、めざましい発展をした昭和、経済的繁栄を誇った高度成長から、停滞を続ける平成、衰退を始めた現在と、様々な時代で生きてきた人や、生活、知恵が残されてます。
どの時代にも、それぞれの時代の幸せがあったろうし、どれが一番幸せだったかなんて比較のしようもないこと。

それぞれの時代で得られた知恵や教訓を、上手く組み合わせて行ければ、もっといい時代が作れますよ。
カネが無くなったら、知恵を絞るしかない。

今更自給自足だけで生活することは愚かしいことですが、自前の小さな畑で、収穫することの大変さと、新鮮な食材の喜びを多くの人が知れば、農家さんに対しての想いも変わります。
それって、今のスーパーに並んでる野菜を、1円安いの、3円高いのだのいって買ってくるより、もっと豊かなことに感じます。

お国に際限なく借金させて、公共事業の名の下に、自分らの生活費に充てるような生活は、結果として、自分の子供や、孫の名義で借金を繰り返すどうしようもない浪費老人の姿にしか見えません。
そーゆーのも、もうそろそろ終わりにしていい。

今すぐ、すべてを解決する特効薬なんかないですから、個々の課題を一つずつ、一回り小さい枠で考え直していくって大事です。

収入や預金残高だけが人生の価値ではないですから。
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