5/7(日)、GWの最終日に自転車で男鹿一周してきました。

門前から、戸賀、入道崎に寒風山。
正直、どこも人出も車も閑散としてて、自転車乗り的には良いコンディションなんですが、観光地としては苦境著しいという感じ。

ただ、景色と土産物屋以外に特にこれと言ったものが無い以上、この状況も仕方がないのかも。

景色と土産物屋は何処にでもある


日本の地方の観光地といえば、何か大きな施設があるというよりは、風光明媚な景色というのが基本。

景色がいいから人が来る。
人が来るから、土産物屋、飲食店、旅館・ホテル、そうした商売が成り立つ。
今までは、そういうモデルが成立してたわけですが、残念ながらこのモデルは縮小の一途をたどる。

何しろ景色と土産物屋は何処にでもあるので。

とすれば、一度来てくれた人が、理由もなく何度も来てくれるわけはなく。
次の休日には、次の観光地に行ってしまうわけで、その絶対数もどんどん減っている。

ちょいと工夫したり、行政が振興策を立てたぐらいで事態が改善されるとは思えない。

昔のようも、観光バスから降りた人が、土産物屋に群がり、旅館やホテルを満杯にするような時代は…もう来ないだろう。

好きな人が集まる、好きな人を集める


これからのスタイルを考えてみる。

今までの観光は、「何方でもいらしてください」というのが基本スタイル。

逆でいいんじゃないか。

男鹿半島が好きな人に来てもらおう。
男鹿半島が好きな人が集まりやすい場所を作ろう。
男鹿半島が好きな人に会いに来てもらおう。
男鹿半島が好きな人と一緒に楽しもう。

キーワードは「男鹿半島が好きな人」。
それ以外の人は、特別意識しなくていい。
好きな人のことだけ考えていればいい。

男鹿半島の何が好きかは人それぞれだ。

海がいい。
山がいい。
林がいい。
潟がいい。
浜辺がいい。
山道がいい。
ワカメがいい。
山菜がいい。
人がいい。
人がいないのがいい。
車がいないのは自転車乗りには好都合。

それぞれが、それぞれのスタイルで男鹿を楽しめればいい。
こちらからオススメコースを指定することも特にない。
それぞれの好みで、男鹿を好きになってもらえればいい。

そこで、好きな場所を維持していくだけの対価を貰えればそれでいいんじゃなかろうか。

実際、そういう場所づくりを意思して動いてる人がけっこうな人数いますし。

男鹿半島は他所とは違う


残念ながら「他所とは違う」は悪い意味。

交通アクセスは正直、全国でトップクラスに悪い。
飛行機だろうが、新幹線だろうが、遠くから人を呼ぶにはあまりにも条件が悪すぎる。

域内の公共交通機関も廃れ、他所の観光地と同じようなアクセス性は全く期待できない。

そういう意味でバスツアーのような存在に未だに期待している人がいるわけだが、これもジリ貧なのは知ってのとおり。

縮小するパイを必死に全国の観光地で争ってる。
この争いに男鹿半島が有利に進められる要因は何一つ無いにもかかわらず。

とはいえ、いま現在観光施設を運営している人にとっては、そんなコト言ってられないんだろうが、それはそれ。

時代も自分達も確実に次の世代へと移っていく。

自分は、顔も知らない、二度と男鹿半島を訪れないような人が、一度だけ立ち寄ってくれても、そんなに嬉しくはない。

一緒に男鹿半島を好きになってくれるような人が増えて、その人達と楽しい時間が過ごせれば、それが一番。

どうせ縮小経済の中で規模を拡大したって、リスクばっか増えてろくなことは無い。
自分が生きていけるちょうどいい規模の中で、好きな人と楽しめる観光スタイルもあっていい。

というか、最後はそれしか生き残れないんじゃない?
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