企業も自治体もトップ次第。

これはある意味真実で、トップに恵まれた場合の企業や自治体が、めざましい躍進を遂げるケースは多々見かけられます。
逆にトップに恵まれなかった企業というのは、徐々に力を失いやがて倒産という道をたどるのは仕方が無いこと。

ところが、自治体のトップに関しては、ダメだからといって簡単に潰れてしまうわけではなく、ダメな首長が就任しても、衰退を続け、税金を浪費しながら、自治体はそのまま存続してしまいます。

残念なるかな、今の日本の自治体において、トップに恵まれている自治体というのは僅かで、ほとんどの自治体の首長は、衰退する地方を引っ張り上げられるだけのリーダーシップを発揮できてるとは言いがたい状況です。

リーダー批判はあまり効果がない


当然、それを批判したり、リーダーシップの発揮を要望する声があがるわけですが、批判されたからと言って、簡単によくなるようであれば、誰も苦労はしません。
たいていの場合は、ぱっとしない税金の浪費が続くだけで、自治体としては衰退を続けるのが通常。

この場合どうするか?
もう、諦めるしかありません。

辞職に追い込めるような失策をすれば別ですが、たいていはそのまま任期を全うするケースが圧倒的に多いですし、下手をすれば、これといった対立候補が現れないまま何期も在職する危険すらあります。
この場合は、もう市民サイドが何を言っても、何を主張しても無駄です。
向こうは地位の安泰が保証されてるようなものですから、ここに変化を期待するだけ、エネルギーやリソースの無駄というわけです。

自力で、自活で、生きていく


これは言ってみれば地球の歴史で言えば氷河期のようなもので堪え忍ぶしか方法がありません。
首長サイドから出てくる、古くさくて、権威的で、無駄の多い政策を上手く交わしながら、民間の自助努力で生き延びる。
今は、まさにその時期と言えます。
首長なんて批判するだけ無駄です。
ぐだぐだ言わずに、自ら行動するより他はない。

首長のせいにして、カネを出してくれるのなら別ですが、そんなことをしても何のメリットもありませんので、せいぜい居酒屋や、SNSで不満を発散して、とっとと無関係を決め込みましょう。
それが一番、健康的です。
それすら許されない、公務員の皆さんは気の毒としか言いようがありませんが。

地域を変えられるのは民間サイドだけ


今、地域を変えていくために有効な方策は、何か画期的なメソッドを使ったり、起爆剤になるようなプロジェクトを進めることではないです。

地道な実践による実績の積み重ねだけが、唯一、地域を変える力を持っています。
もちろん、一朝一夕にそれが成されるはずもなく、何度も失敗と成功を繰り返しつつ、そうして積み上げてきた実績の中で、徐々にこの地域で有効なメソッドや、プロジェクトの姿が見えてきます。

この役割は、行政サイトではなく、民間の仕事です。
今の行政には、失敗と成功を繰り返すというやり方が許容されませんので、こうした実績を積み重ねることができませんから。

自分が関わる任意団体の活動も、今年で4年目ですが、最初の頃の無駄な力の入りっぷり、意味のないリソースの使い方、お題目だけで曖昧な結果の評価と、今見返してみると、かなりダメダメなアクションだと見ることができますが、これも地道に継続して、そのたびに反省点を出し、次のアクションに活かすことができたから。

補助金貰って、単発イベントをボンとやってる団体には、簡単に真似できないロジックと信頼関係があると思っています。

まとめ


遙かな昔から、首長が最高のリーダシップを持って市民を導いている時期というのは、例外的な特殊で短期間なケースが多いです。
たいていの場合、世の中の大変革期を、そうしたリーダーが引っ張って破滅を回避して生き延びてくるという歴史が繰り返されてきたと思いますが、今の日本、特に地方の状況は、それとも異なるように考えてます。
緩やかな衰退の先に、静かな消滅が見えるようなそんな状況。

果たして、この状況からどのように抜け出すか。
それは、首長でも、行政でもなく、やはり市民サイドの動き次第です。

以上。
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