他所のブログでも話題にしてましたが、最近よくニュースで見かけるのが官民学による連携協定だの協力提携だのといった、みんなで協力して秋田を盛り上げていきましょう的なニュース。

これ、提携する時はニュースになるんですが、提携後にどんな成果が上がったかがニュースになることは、まずないです。

災害時の支援協定とかならともかく、何かしらの実質的活動(できれば経済的成果)に結びつかないのなら、あちこちと連携したところで意味はないのは誰にでも分かります。

記事読んでて、そーいえば男鹿市も秋田大学と提携してたよな…と検索してみたら出てきたのがコレ

oganamahagebk

行政と大学が提携して高齢者の体操教室…
ここ1年ほど活動実績は無し…

別に、これらを批判するっていうわけじゃないです。

スタート時には何かしらの成果を期待してたんでしょうし。
ただ、もう成果の出る見込みがないなら、さっさと止めてしまってもらっていいと思います。

行政がやらなくて良い


そもそも、今の行政は、本来自分たちが関わる必要のない事業まで、無理やり押し付けられた状態で、そのしわ寄せが、こんなところまで及んでいるというのが、個人的な見立て。

役人が役立たずというわけではなく、役立つべき場所に立たせてもらっていないんです。

これは市民の責任。
何でもかんでも行政に押し付けすぎ。

産業振興も、観光事業も、少子高齢化も、人口減少も、そもそも行政が何かするべきジャンルでは無い。
何かできるジャンルでは無い。

これらは民間活動の結果を受けて、行政が状況把握したりすればいい程度のものであって、これらの先頭に行政が立つこと自体が、そもそも間違い。

事業を進めて収益を上げるという経済活動で最も大事なことを、行政の誰もが経験していない以上、それをお任せすること自体が異常な状況です。
素人に鉄砲持たせてるようなもの。

冒頭の協定話でも、民間と民間の話なら、お互いに利益を出すために両者が一生懸命努力するでしょうが、民間と行政だと、行政側(正確には担当するお役人)には何のメリットもありません。
成功したって彼らの収入に何かプラスになるわけでも無く、逆に失敗すれば昇進や評価に傷がつく。

こんな状況で連携したところで、デメリットこそあれ、メリットなど生まれるはずもなく。

行政の役割


行政の本来の役割は、基盤インフラの整備と、教育、医療、福祉。

もともと収益とは関係のないジャンルを、いかに確実に進めるかが役人の仕事です。
これらを、収益と関係なく、確実にこなしてくれれば、それこそありがたい。
収益はあがらなくても、未来を作るための大事なジャンルですから。

商工業とか、観光とか、文化とか、そーゆー収益を優先させたり、民間の中に深く根付くようなジャンルでは、後ろから見てるぐらいでちょうどよい。

世の中には行政であっても、トップ(首長)が変われば劇的に組織が変化し成果をあげる…的な論を持っている方もいらっしゃるようですが、それはレアケース。

そうしたレアケースが、ずーっと続く保障はありません。
そいしたレアケースが、全ての行政機構で実現する保障もありません。

優秀な独裁者よりも、平凡な担当者。

それが行政の本質なはず。

法律で縛った事業を、特段の成果のないまま運営されることこそが望ましい。

地域の主役は民間人、つまりは、あなたです。
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