秋田のJ3所属プロサッカーチームがJ2昇格に向けていろいろ頑張ってる様子。

課題は多く、成績、スタジアム、広告収入、観客動員、どれもこれもまだ基準に達してない。

そして、一番の課題が「観客動員」なのは間違いない。

プロスポーツ観戦


J2昇格には、1試合平均3,000人以上の観客動員が必要らしく。

アマチュアの試合みたいに入場無料ならそんな難しい話じゃないけど、プロサッカーチームである以上は、お金を払ってでも見に来てくれる観客を確保しないといけなくて、これは言うほど簡単じゃない。

今まで自分がお金を払って観に行ったスポーツというと、プロレス、プロ野球、プロバスケット程度。
サッカーの試合にお金を払った経験はない。

テレビで日本代表の試合を見ることはあっても、お金を払って地元のプロチームを応援する…というのは全く別の文化。

チームや選手は、お金を払ってでも楽しみたいという試合を提供しないといけないし、お金を払ってでも応援したいという観客を育てていかないといけない。

これは一朝一夕で出来る話でもないし、どんなに焦って取り組んだところで特効薬があるわけでもない。

地道に、プロスポーツ観戦という文化を育てていかないといけない。

スポーツにお金を払う文化


秋田の人はスポーツにカネなんか出さないから、そんなの無理っていう意見もあるかもしれない。

スポーツにカネを出す習慣が、この地に根付いているかというと、まだまだ、その意識は薄いと思う。

自分も自転車絡みのイベントに関わることは多いが、無料、もしくは数百円程度ならともかく、数千円の料金設定をするだけで、集客にはいろいろと苦労することになる。

よほどイベント企画の方で頑張って、楽しいイベントであることを伝えていかないといけない。

それも継続的に。

ただ、そうした努力が実らないわけでもなく、地道に企画し、常に見直し、改善し、継続していくことで、少しづつリピーターは増えていく。

主催する側が、真剣に考えて進めていけば、有料イベントでも、十分に成立する目はあると考えている。

実際、バスケットのプロリーグの方は、関係者の努力で最短でそれを達成してるわけだし、サッカーであっても不可能ではないはず。

文化が根付けば、あとはどうにでもなる


不可能ではないけど、簡単でもない。

ただ良い試合を見せればいい、試合に勝って成績を上げればいい、という話でもない。

有料コンテンツとしてのプロサッカーの観戦文化を少しづつ育てていく必要があるし、これにはある程度の時間がかかる。

今、スタジアムの新設/改修の話がよく聞かれてるが、現時点でこの話を推し進めるのは得策ではないと感じる。

仮にスタジアムを新設したところで、今の観客動員だと1~2割しか埋まらない。
ガラガラのスタジアムでは、今熱心に観戦に来てくれる観客の熱を冷ましてしまうことにもなりかねない。

小さなスタジアムのままでも、そこが毎試合超満員に出来るなら、焦ってJ2昇格にこだわらなくても、プロサッカーというコンテンツをベースにして、如何様にも企画を打つこともできるし、文化をもっと大きく育てていくこともできる。

最優先で取り組むべき課題は明らかだ。

逆に言えば、そうした文化を育てていくのは、地域のサッカーを取り仕切っていくチームの責務であるし。

サッカーに限らず、誰かが育てないと、永久に不毛の地のまま。

どれだけ道行きが長くても。
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット