何かの取り組みをするときに「やりたいが予算が無い」という言い方をする人がいる。

それは言い換えると「誰かが金を出してくれればやってもいい」と言ってるわけで。

その程度の情熱しか無いんなら「やりたい」コトじゃないんじゃないかとは思う。

予算が無いなら、有料(参加者から徴収する)の取り組みをすればいいだけの事ですし。

「やりたい」コトをやるには、それで「金を稼ぐ」というのは普通の考え方じゃないかと思う。

金が無いから、やるんでしょ?


アートとか、教育とかいう分野の話はまた違うロジックがあるだろうと思うけど、少なくとも「地域の衰退を止めたい」的な話をするのに「金が無いからやれない」というのは本末転倒。

金が無くて地域が衰退してるから困ってるって話をしてるんじゃないんですかね?
地域に金を稼ぐシステムが無いから、若者がどんどん都会に出て行くんじゃないですかね?

どうやって価値を創って、対価をいただいて、それで経済を回すか。
経済が回れば、人も集まる。
若者だって、生まれ育った街で生計が立つ。

経済を回さないで、金をばらまいて人だけ集めても状況は何も変わらない。

稼ぐしか無いでしょ


少なくとも、今の日本で、地域の衰退に取り組むためには、適正なる規模を見極めた上で、それに見合った経済を回す必要がある。

そのためには対価をいただくに足るだけの価値を作り出すことが最低限必要。

そこんトコを無視して、予算(補助金かな…)を使って、上辺だけの話し合いで進めた取り組みなんて、たいてい翌年には無くなってる。

中の人に聞けば、予算がなくて継続できませんでした…って言うだろうけど、継続できなかったのは無価値だから。
価値があるなら対価をいただいて、如何ようにも継続できる。

フツーの事業と一緒


その意味で、有料イベント等を一つの事業としてを継続的に開催してる人たちは尊敬に値する。

金が絡む以上、賛否もあるだろうし、批判も出る。
正直、その進め方はマズイんじゃないの…っていう話を聞くこともある。
ただ、それだけ中の人は真剣にコトを考え進めていく。

失敗すれば身銭を切る覚悟があるからこそ、そうならないように一生懸命取り組むし、なるべく赤字を出さないようなモデルの構築に余念なく取り組む。

つまりは、フツーの事業と一緒。
稼いで経済回すしか、話は解決しない。

稼がなきゃダメっていう状況を前にして、公共性だの、無償性だのを持ち出す人がいるから話がややこしい。

そりゃ、東京のど真ん中ですすめる事業に比べると、規模も小さいだろうし、効率も悪いだろうけど、ここでしか提供できない価値っていうのを創れなきゃいけない…っていうのは、全く一緒。

「話の中でだけの価値」じゃなくて、「実際に食っていける価値」を創って売らなきゃ。
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