最近「地方消滅」とか銘打って、地方の人口減少とか、自治体消滅をあおる数字も出てますが、そんなのは田舎の広報の人口欄を見てれば、わざわざ研究しなくたって分かります。
男鹿市の人口が3万人程度で、年に1,000人近くも人口が減ってるんですから、30年後に0にはならないまでも、数千人程度まで人口が減ってたっておかしくない。
というか、間違いなくそうなる。

何かあると、お国は公共事業やそれに類する事業を起こして、地方にばらまきを行って経済対策とするというのを、ここ数十年繰り返してきましたが、もう、それも限界。
何しろお国自体が、借金大国になってる状況ですので。
お国の公共事業に頼って生き延びてきた企業にさらなるダメージを与えて、一段と地方の衰退を加速させるのは、もう必至な状況です。

そうなった時に、地方はどう生き残るか。
別に難しい話じゃ無くて、国からの援助が激減した状況で、どうやって稼ぎを確保するかの算段をすればいいだけのコトです。
それ以外のコトに知恵をさく理由はあまりありません。

独自の稼ぎの規模はそう大きくない


端的に言えば、余所とは違う独自のモノ、コト、ヒトをどれだけ育てられるかにかかってると言っていいです。
それだけが、独自の稼ぎを確保する唯一の手段です。

ただし、この場合に、今の地方が養える人口規模は、残念ながら今の減っている人口よりも、さらに少ない規模になるんじゃないかと考えてます。
何しろ、大抵の事業は、都会の大手企業によって達成されてしまいますから、地方に住んで、地方で独自に稼げる事業の領分というのは、そうは大きくありません。

今は地方独自の稼ぎというものに対して着眼するヒトは、まだ僅かしかおらず早い者勝ちな状況なわけですが、この後に、そうした独自事業に入ってくる人達を合わせても、そんなに多くの人口を養えるとは思っていません。
おそらくインフラ整備のコストをすべて負担できるほどの稼ぎが得られるかどうかは難しいところ。

もしかすると、単純計算で出した30年後の数千人規模の男鹿市というのは、意外にその数字に近いかもしれません。

ですが、だからこその独自事業です。
余所にはない稼ぎを得ることが重要です。

レアカントリーを目指して


日本中の地方が衰退する中で、中央からのカネが100%ストップするというわけではなくて、その中でも、ここにはカネを出してでも維持しなきゃならないと思わせる地方ではないとダメというコトです。
そして、それは全ての地方に対して平等に行われるんじゃなくて、独自の魅力と稼ぎを備えた地方にだけ行われると考えるのが自然です。

この当たりの理屈は子供だって分かります。
流行りのカードゲームで、どこにでもあるフツーのカードなんて、どんどん捨てられますが、滅多に入手できないレアカードは大事にされます。
それと全く同じ事。
レアカードならぬ、レア地方、レア田舎、レアカントリーになることが、地方が生き残る唯一の道で、当たり前の手段だなんていうのは当然のコトなわけです。

まとめ


カードゲームを例えに出しましたが、子供にだってわかるようなシンプルなロジックであることは重要です。
そうした当たり前のロジックに目をつぶって、目先の状況の維持だけに奔走した結果、レアカントリーに成りきれなかった地方を待つのは、シンプルな消滅だけ。

その意味では男鹿半島は、レアカントリーになれる素材に溢れてるのは確か。
問題は、誰がそれを育て、どうそれを磨き上げるか。
もちろん、その役割は行政じゃないです。

とりあえず、自転車に関しては私が育てますし、私が磨きます。
ご賛同いただける方々には、是非手伝っていただければ。

以上。
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