むかし、梨は大好きな果物だったんですよね。
まぁ、今も好きって言えば好きなんですが、ちょっとむかしとは違う。
一言で言えば「甘すぎる」。

梨一個、甘くて食べられません


前は、梨まるまる一個ぐらいは、すぐに食べちゃったんですが、今は、「甘み」が舌に残りすぎて半分ぐらいで、もう結構です…ってな感じです。

あまーい品種が主流になっちゃいましたから。

なので、今でも昔の品種の「長十郎」なんか見かけるとサッと買ってくるし、最近の甘い品種でも、上手く甘くならなかったのを美味しく頂いてるような状況。

もちろん、歳とった関係で味覚が変わったのもあるとは思うんですが、自分の他にもこーゆー人は割りといるんじゃないかなと思ったりする。

農家さんは、「甘い」方が売れるからと思って作ってるかもしれないけど、昔1個食べてた人が、今は半分しか食べないということは、売上半減の危機のような気がしないでもない。

それを差し引いても、「甘い」果物の方が売れてるってコトは、みんな「甘い」のが好きなのかもしれない。
まぁ、それは仕方が無いのかも。

個人の味覚…好みの話しなんでね。

味覚の発達には教育、訓練が必要


最近人から聞いた話だと「甘み」ってのは、人間が本能的に求める味覚(塩味、甘味、旨味だそうな)であって、味覚の発達段階の子供に、何の制限も設けずに食べ物を与えてると、「甘い」食べ物を好んで食べるのは仕方がないコトらしい。

子どもたちが、きちんと味覚を発達させるには、きちんと食事の味付け等で工夫して、味覚の教育、訓練することが必要なコトらしい。

昔は、そんなコトしなくても塩味、甘味、旨味を無制限に摂取するのは不可能だったわけですが、今はそーゆー味の食品が溢れてるので。

つまりは、今、果物を好んで買ってる人っていうのは、そーゆー味覚の教育や訓練を受けてこなかった、もしくは受けられなかった人たちが大多数ってコトなのかもしれない。

田舎の方が有利なんじゃない?


まぁ、都会に住んでると、たしかに新鮮な食材に触れる機会が少ないし、素材の美味しさを活かした料理ってのが主流にはなりづらい。
後からきちんと味付けしたげないと美味しいとは言ってくれないだろうし、そーするとどうしても塩味、甘味、旨味を主体にした濃い味になるのは仕方ないのかも。

鮮度の落ちた食材を薄味にすると…ただ不味いだけだろうし。

田舎に住んで、新鮮な食材が身近にあると状況は違う。
味を基準にして調理をすると、十分薄味調理で美味しくいただける…ってのはあるだろう。

そーゆー食材に触れる機会は、田舎の方が圧倒的に多いので。

何が「美味しい」のか、って精度が都会だと0と1の2段階でしか判断できないのが、田舎だと0から1までを100段階ぐらいに分けて判定できるような気がする。

こーゆー味覚を持ってる人にとって、今の果物の「甘さ」は、他の味覚とのバランスを崩した極端に甘いだけの食材としてしか感じられないのかもしれない。

誰か研究してみてくれませんかね…


味覚の話なんで、他のヒトのコトに関しては推定でしか話ができないけど、どっか大学や研究所で調査とかしてみませんかね。

その結果によっては、「甘い」だけじゃない、美味しい果物が作られるようになるんじゃないかと、ちょっと期待してみたり。
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