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自転車にかけてみる

来年は自転車にかけてみたいと思います。

男鹿を自転車で走ることは、この上なく楽しく、変化に富んだ風景に出会えることは、何度も書いている通り。
自分だけで楽しむのなら、このまま何をすることもないですが、できるならもっとたくさんの人に、この楽しみを共有してほしい。
そういう想いを出発点にして、去年から、少ないながらも人を集めて男鹿を自転車で走るイベントを開催しています。
去年は3回、今年は4回、来年は8回の開催を予定してます。

基本的に、行政やら、商工会やら、観光協会やらの補助や支援のようなものは貰っていません。
(一回だけ観光協会のレンタサイクルは貸してもらいましたが)
実際、自転車のイベントを開くのに、そんなに予算は必要ありません。
というか、そもそも経費になる部分があまりない。

自転車が好きな人を対象にしていますから、男鹿(脇本)までは自分の車に自転車を積んできます。
ちなみに、スポーツタイプの自転車はホイールが簡単に外れますから、軽自動車にだって2台ぐらいは積めます。
もちろん、秋田市から自転車で自走してくる強者もいます。
移動は当然、自転車なので交通費もゼロ。
食事は、オススメのお店でランチにしたり、浜でBBQをしたり、知人のガレージでオープンカフェにしたり。
緊急対応用に、最低1台のサポートカーを走らせるぐらいなので、開催コストは僅かなものです。
正直、やる気さえあれば、誰にだって開催可能です。

今のところ、仲間に声をかけてボランティアのような形式で開催していますが、企画や食事の質をあげて、ある程度の人数を集められれば、人件費の捻出も可能でしょうし、小さな産業として十分に成立すると思っています。

他所から見れば、男鹿は観光資源に溢れているのにもかかわらず、観光の場所として機能してるのは真山神社、水族館、入道崎、寒風山だけです。そこを観光バスでまわって終わりでは、あまりに勿体なさすぎます。
それ以外の、生の男鹿を感じるのに、自転車(特にスポーツサイクル)というのは最適なツールです。
風景の多様さと、メリハリの効いたコースは、もともと自転車乗りの方々には人気なのは知っていましたし、自分でも感じていました。

後は、地元の人との触れ合いを提供できれば、たくさんのサイクル・リピーター獲得も十分狙えると思っています。
リピーターというよりも、自転車を通じてつながった仲間という感覚です。
自分は、観光サービスを提供するのに向いているタイプの人間ではないと思ってますが、自転車乗りにアピールする素材や条件は、もともと揃っているのですから、この先もなんとかなるんじゃないかと思ってます。

おかげさまで、様々な人から声をかけていただける機会や、お手伝いいただける方も増えてまいりました。
自転車で来てくれた人に満足して帰ってもらえる文化が、少しずつでも育ち始めてる実感があります。

こういう事は、1年、2年で何かしらの結果が出るとは限りません。
特に、自分としては短期的な利益を出すこと以上に、自転車の文化を育てていくことを重視していきたいので、いろいろと形を工夫しながら、最低でも5年、10年は継続させていきたいと思います。

今年は日本の経済も回復基調に向かっているかのように言われていますが、捨て置かれているマイナス条件を勘案すれば、この先に誰しもが経済的に報われる時代が訪れるとも思えないです。
小さいながらも、自分の判断で何かにかけていくことで、田舎で生きていく手段を手に入れられるのではないかと思ってます。

来年も、引き続き自転車というツールにかけてみたいと思います。


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Published in 田舎でこそ活きる 自転車

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