世の中には、連携しましょう、連携しましょう、連携すれば一人でやるより必ずいい結果が生まれるますから、というコトをおっしゃる方がおられます。

間違ってはいませんが、全てのケースであてはまるコトでもないのも確か。
といいますか、連携に必要な条件がそろっていなければ、たいていの場合は結果は一人でやるより酷いことになる方が多いことは知っておくべきだと思います。

成果が2倍にならなきゃ意味が無い


これは火を見るより明らかななんですが、二人でやるんだから成果も2倍にならなきゃ意味がありません。
そこまでいかないんなら、一人でやってた方が、ずーっとマシです。

もちろん、1回で達成できなくても、何回かの連携の中で達成させていくのなら問題はないですが、何度やっても二人分の成果が不足するのなら、連携の方法がまずいか、そもそも連携する必要のないケースであるかのどちらかです。

連携はかけ算ですが、数字が増えるとは限らない


例えば連携するということ数学に例えるとするなら、かけ算であると言えます。

足し算だとすると、合わせた数は一人でやってる時と同じですので、取り立てて連携する意味がありません。

連携することで結果を良い方向に導くのなら、かけ算であることは必須です。

そしてかけ算である以上、絶対に必要なことは、お互いの数字が1より大きくなければ、1より大きな結果を得ることができないというシンプルな数学上のルールがあります。

つまりこうです。

一人の力が小数点以下、例えば0.9の力しか無ければ0.9x0.9=0.81で結果は悪い方向に出ます。

一人の力が1の場合でも1x1=1なので、二人でやってるのに一人でやってる時と結果が同じですので、これまた意味がありません。

二人でやって2以上の成果を上げるには、お互いが1.42(正確にはルート2ですね)以上の力を持っている必要があります。
これだけの力があって、初めて連携することが結果に現れるということです。

連携にはリソースやコストが必要


上記は数学のたとえ話ですが、実際に連携プロジェクトを進めていけばすぐにその意味が分かります。

誰かと連携するには、連携するためのリソースやコストが必要になるからです。
何の話し合いも調整もなく自動的に連携できるほど、世の中甘くないです。

打合せを何回するか、お互いの作業範囲をどうするか、できあがったモノの評価をどうするか、成果をどう分けるか。
お互いに取り決めなきゃいけないコトはたくさんあります。

まずは、これらを解決してようやく連携のスタートラインに立つことができるわけですから、1の力を持っていても、これらにリソースやコストを奪われるとすれば、結果を2以上にできないのは道理です。

実際のところ、2以上の結果を出すために必要な1.42の力の中には、連携を容易にこなすためのスキルや経験値も含まれると思います。
なので、数をこなすことで、自分の持っている力自体は今までと変わりなくても、連携によって価値を生み出すことが可能なケースというのはありうるというわけです。

力のないままでは、誰も助けられない


自分は男鹿半島の中に(外にも)、助けになりたい、一緒に動いていきたいと思う人達がたくさんいます。
そうした人達と行動するにあたって、その人達にぶら下がってるだけでは、お互い、あんまり助けにはなりません。
個々に力を付けることが必要ですし、効果のほどがかけ算になるのなら、お互いの力が伸びることで、相手の結果も伸ばしていくことができます。

今年、自分が中心で進めてるサイクルイベントがようやく当初想定していた参加人数を集めるコトができるようになってきました。

これだけヒトが増えてくれれば、コスト的な意味でもペイできるようになります。
そうすれば、一緒に動いていきたいと思う人達とくみ上げていくことで、もっと面白い体験を提供できると思っています。

これからは、加速度的に面白い企画を立てられるようになる…かもしれません。

まとめ


一人でやるより連携した方がいいっていうのは、力の無いヒトが寄り集まってコトを為すべきという意味じゃないです。
必至に力をつけようと努力してるヒト同士が連携することで、結果として1以上のかけ算を行えます。
これで初めて、連携することの意味が生まれるはず。

誰でも彼でも、繋がって連携しただけでは、よい結果になる確率は極めて低い。
個々に力のある、力をつけようと努力してるヒト同士が繋がるコトに大きな意味があります。

以上
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