2013-12-24 12.39.44先日、珍しく回転寿司で昼食。

もともと高級食だったお寿司を、ファーストフードに仕立て直した回転寿司っていうシステムは、文字通り客の回転率もよくて、日本人の「お寿司」好きも相まって、収益のあがるよい店舗システムです。
ただ、最近は他のファーストフード同様、原価上昇と、外食離れなど、収益を圧迫してる要因が多くなってきて、そこは削っちゃダメだろうという部分までコストカットの影響受けたりと、あまり満足できないことが多くなってきて、この頃はほとんど行ってません。

たまたま一緒にいた人が、どうしても寿司が食べたいということだったので、まぁ、お付き合いという感じでした。

久しぶりに入った回転寿司でしたが、ここでの体験は、ちょっと予想を超えるものでした。

システムは前と変っている訳でもなく、接客もフツー。
ところが、出てきた寿司がシャリはポロポロ、ネタも乾いてて、これがまた酷い出来栄え。
いろいろとコストカットやらなんやらの結果ですが、とても満足できるレベルには達してません。

しかし、何に驚いたって、このダメダメな寿司が、味覚上は美味しく感じるのです。
作ってる現場を見てるわけではないので確証はありませんが、おそらく化学調味料をふんだんに使用しているのだと思います。

味覚のシステム解析はきちんと行われていて、今では人工的に「美味しい」ものを作り出すのはそんなに難しいことじゃないですし、何年も前から行われています。
もちろん安全性に問題があるわけでもないですし、その意味では今回の回転寿司での出来事も驚くには値しないことなのかもしれません。
世の中のお総菜や、外食にはもれなく使われているともいいますし、家庭用の調味料にもたくさんあります。

ただし、食材としてこれほどダメダメなのに、味覚上は美味しく感じることの不自然さに、言いようのない不安な気持ちになったのも確か。
何を口にしても美味しいと感じさせられ、不味いと感じることさえできなくなるなら、そもそも味覚を感じる意味がないです。
新鮮で美味しい野菜や果物、肉、魚を生産する意味もないですし、そこには形式上の食事、カロリーの摂取作業だけが残るだけです。
それでいて、私たちの舌や脳は、美味しかった認識されるわけですから…うーん、思わぬことろで世界の変化を見せつけられた気分。
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