物事に取り組む時に、自分が関わるべき領域と、関わるべきでない領域っていうのは、きちんと整理してとりかかるべきです。
何にでも関わっていくという姿勢ももちろん大事ですが、自分が主体的にエンジンになって推進する領域と、あくまでお手伝い/サブとして誰かの指示で動く領域が曖昧だと、結果として何にでも関わって、何でもやろうとして、最後には中途半場な関与になって仲間に迷惑をかけたり。

自分という人的リソースは有限なわけですから、どこにそのリソースを多く割いていくかは、けっこうな重要事項です。
何でもはできません。

例えば、自分であれば"自転車"と"IT"を中心に取り掛かりますし、逆に、あまり深く関与してはいけないのは"食"と"小売り"の領域だと思っています。
"小売り"は単に自分に物売りの才能がないだけのことなんですが、"食"に関しては、身近に関わってる人も多いので、自分の立ち位置を意識しないといけないと考えてます。

"食"に関わるには味覚がよいことが絶対条件


当たり前ですが、"食"に関わるのではあれば、味覚に優れていることが絶対条件です。

残念ながら、自分はよい味覚を備えていないようです。
手の込んだ料理を食べた時は美味しく感じますが、ろくな調理をしてなくても、素材が新鮮ならサラダにドレッシングもかけずにむしゃむしゃ食べちゃうタイプの味覚です。
さすがに、最近のチェーン飲食店の画一的に味覚調整されたものには拒否的ですが、そうでなければ多少調理がおかしくても守備範囲は広めです。

このあたりが、自分が"食"絡みで、あまり口出ししないことにしてる理由です。
実際、昔余計なコトを言って、話をややこしくしちゃった経験もあるので、このへんは確かな味覚を持っている方々にお任せするべきと考えてます。

町おこしに"食"を持ってくるむずかしさ


最近は、B級グルメも下火なんでしょうが、未だにB級グルメが町おこしの起爆剤なんていう人も少なくないです。
もし"食"をメインにして町おこし行うなら、B級グルメといえども、いい加減な味覚で提供してはダメです。
試食会で、みんなが美味しいと言ったから、というのもダメ。
他所では、こんな感じのメニューを作ってるみたいだからうちも、というのもダメ。

自分が、徹底的に納得する味でなければ、お客さんに提供するべきではありません。
自分たちじゃないです。
自分が納得できる味覚になっているかどうかが最重要。

確かに、味はイマイチであっても、お店の外観や内装、イベントのシチュエーション等によっては、同じモノを食べても味覚は変わってくるものではありますが、"食"をメインに打ち出す以上は、その味覚に妥協が残るようではよくないです。

妥協した味覚では、戦えない


結局、味覚の部分で妥協を残すと、その妥協があったせいで、その後のレベルアップが非常に困難になります。
実際に、提供した"食"から、さまざまなフィードバックが得られるはずですが、それを反映していく場合においても、常に妥協が残るようになります。
そうすると、妥協なく進んでいる他所との差は永久に縮まらず、どんどん開いていくだけになります。

さらに、そうした厳密な味覚を持っている人間というのは、そんなにいませんから、いい加減な味覚を持っている人たちの、"食"以外の、音楽だ、タレントだ、タイアップだ、ゆるキャラだ、PRだ、という本来二の次の部分にリソースを割かれるようになります。

今後厳しくなっていく地方サバイバルの最前線を見ないで、後方で旗振ったり、万歳したり、威勢のいいこと言ったりする方ばっかり気にするようになったら、とても戦えません。
常に最前線の様子をチェックし、補給を安定させ、兵器を更新してる地方に、ころっと負けます。

"食"で、戦いをしかける以上は、最高の"食"を用意する必要があると思います。

まとめ


自分は、先にも書いたとおり、あまり味覚が鋭くないので、もしかすると的外れな内容になってるかもしれませんが、少なくとも、自分は美味しくなかったと感じた店には誰が勧めようとも二度と入らないですし、イベント会場で食事をすることも滅多にないです。
こうした感覚は、誰しも持っているんじゃないかと思います。

もうブームは過ぎたであろう、B級グルメのような"食"で、戦っていくのはどんどん厳しくなるでしょうし、撤退のタイミングを測る時期になってきたと思いますが、一点突破を目指すのなら、やはり今一度味覚を基準に取り組み方を変える必要はあると思っています。

まぁ、自分の味覚じゃよく分からないんですけどね。

以上。
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