カフェイン中毒で死亡…そんな記事がYahooニュースほかで流されてます。

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カフェインの致死量は定量的に分かっているので、常軌を逸した量を摂取した結果、中毒症状で死亡した…というだけの話です。
科学的には、珍しくも何ともなく、あたりまえの話です。

摂取したカフェインの量、方法、期間に関しての具体的な記述もなく、記事のインパクトだけを重視した質の悪い記事です。

「カフェイン飲料飲んだだけで死んじゃうの?」というような無意味に社会に不安をばら撒くことは、社会に何のメリットももたらしません。

カフェインの致死量は体重70kgで14gほど。
缶コーヒー1本に含まれるカフェインは0.1~0.15g。
カフェインを含むタイプの薬であっても0.2g程度。

これらを致死量まで飲むのは意図した自殺に等しい。
そのぐらい常軌を逸した摂取であったことは、調べればすぐに分かること。
ネットで検索してもすぐです。

どーして、こんな科学リテラシーの低い記事が普通に出回る国になっちゃったんでしょうかね。
世界の科学をリードする国だなんて、恥ずかしくてとても言えない。

もちろん、こうした記事を受け取る側にも多少の問題はあります。
身の安全を守る最終責任者は自分なわけですが、その具体的な根拠も方法も、すべて人任せにすると、こうした悪質な記事に振り回されることになります。

科学なんて関係ない…難しいコトは分からない。

こんな記事が普通に出回るようなら、そんなコトも言ってられない…世知辛い世の中です。
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