ヒトって、その経験から、こうすれば上手いく。
もしくは、こうしたら上手くいったという経験を大事にしがち。

ただ、こうした経験則の多くは錯覚です。

経験則に不変性はない


こうすれば上手くいく…というのは、あらゆる場面に適用できる不変性のある方法ではなくて。

特定の条件下においてのみ成功しうる手段の一つを実証したということでしかない。
ちょっとした環境条件の変化で、全く別の結果になった可能性はあった。

次の機会に同様の手法を使ったからといって、必ずしも上手くいくとは限らない。
経験則は、決して不変の法則ではないです。

経験則から手に入るモノ


経験から手に入るモノは、それではなくて、もっと別なモノ。
不変の法則性なんかより、はるかに大事なモノが手に入ります。

それは、次にもっと良い結果を得るための、一段高い足場を得たというコト。

一度の結果を得るために、悩んで、工夫して、苦労して準備したリソースは膨大な量になるはず。

次に、同様の事案に対する時、その多くの部分は前回の経験則から大幅なリソース節約が可能になる。
節約できたリソースは、もう一段高い結果を得るための準備に振り分けることができる。

その振り分けたリソースは、もっと良い結果を生み出すための原動力になってくれる。

それが、経験則から得られる最大の恩恵といっていい。

結局、一度の成功結果を持って、二度目以降で楽が出来るかというとそういうことではない。
一回目の劣化コピーを大量生産に入るだけのコト。

同じだけの努力とリソースを振り分けることが出来なければ、一回目の結果を上回るコトなど出来ない。

そのコトに気付かずに二回目移行に、大きく質を落としていく取り組みは幾らでもある。
結局、どこまで行っても、楽なんてできない…と、そういうことです。
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