知事もたまにはイイコト言うシリーズ第1回。
2回目があるかどうかは知りませんが。
先日の男鹿市観光協会での集まりで、こんなコトをおっしゃったそうで。

「現在、なまはげは観光キャンペーンなどでどこへでも出掛けていく。男鹿でなくとも見られる状況では観光資源になり得ない」

2014-05-27 08.30.50

もしかしらた前後に何か注釈めいたコトを言ってた可能性もありますが、ほかにネット上にソースもありませんし、観光協会でのスピーチですので全文公開される可能性も低く、この部分、がっちり切り取らせてもらいます。

ナマゲに対して、行政の対応が必要


ここまではっきりと知事に明言された以上、市役所も、観光協会も、商工会も、何かしらの対応をしないといけないでしょうね。

いや、真剣に考えれば当たり前です。
誰しも、どこででも見られるようなモノを、お金をかけてはるばる見に来る訳がなく。
男鹿以外の場所にホイホイ出掛けていくのは極力絞った方がいいのは当然です。

善し悪しはともかく、現状としては、男鹿にヒトを呼び寄せる、いわば客寄せパンダの役割を期待しているのならなおさら。

あと、衣装だけ持ち出されて、テレビでADみたいな扱いさせられたり、交通安全だの、挨拶しようだの運動に駆り出されるのも、やめにしないといけないです。
そんな下世話なコトを叱るための存在じゃないです。

見た目だけを取り上げさせない


何より、本質とかけ離れた、見た目のインパクトだけ持ってかれるのは、ナマハゲにとって一番悪い影響が出ます。
なまはげは、ほかの妖怪や、魑魅魍魎と同じで、それじたいが確たる存在を持っているわけではなくて、ヒトからどのように見られてるか、どのように思われてるかを忠実に反映します。
見た目のインパクトだけの存在として扱われれば、それこそどこかのゆるキャラみたいで、数年で飽きられ、忘れ去られるようになります。
そーゆー訳にはいかないでしょ。

商業利用するなら、きちんとルールを決めよう


男鹿以外の業者が、土産物に使うときは、きちんとロイヤリティ徴収しましょう。
貧乏で、公の統計で消滅可能性が高い自治体と指摘されてるのに、見栄張ったってしょうがないです。
伝統文化の継承や、観光に使わせてもらいましょう。

男鹿半島の消滅は、ナマハゲの消滅


「伝統文化とはそもそも」とか、「ナマハゲは県全体で有効に活用するべき」とか、そういうレベルの話じゃないです。
男鹿が消滅したら、ナマハゲも一緒に無くなるんです。
今のような、有象無象の中に紛れた、ゆるキャラまがいの存在では、観光にも文化にも、何の役にもたちません。
もっと純度の高い存在になるべく、もっと真剣にならないといけないのです。

昔ながらのナマハゲだけで続いていけるかどうかは分かりません。
ですが、ナマハゲをどう変えていくかは、男鹿の住民が権利と義務を背負わないとダメですよ。
私たちの存在なんですから、男鹿以外の方、それこそ観光コンサルや、民俗学者なんかに決めさせたらダメです。

今回の知事発言は、もの凄く大事ですよ。
ナマハゲにとって、最後のチャンスかもしれません。
男鹿のみなさん、もっと真剣にならないと。

以上。
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