新潟県の加茂市長 小池清彦 様が、自転車の事故を完全になする画期的な政策を実施されるそうだ。

加茂市のホームページのトップページに該当文書(PDF)へのリンクがあります。

もしかすると削除されるかもしれないので、いちおうこっちのサーバーにもあげときますね。

自転車の事故を完全になくすために~平成26年10月1日~
jitenshanojikonakusu261001

市長曰く、自転車事故をなくす最も確実な方法は、自転車に乗らないコトだそうなので、小中学生は自転車に乗らないように…と。

いや、もう、どっから突っ込んだらいいのか。
コメントする気にもならんような愚策。
加茂市民でもないので、本来ならコメントするようなコトでもないんでしょうが、万が一にも全国の自治体に似たような愚策をとられても困るので、声を大にして反対記事を書いておきます。

そもそも、発端になった中学生の自転車事故があったそうですが、当然ながら自転車が被害者で、クルマが加害者です。
ここで、被害者側を規制するっていうのは、まずもって筋が通りません。

そのうちクルマと歩行者との接触事故でも起きたら、小中学生は危ないから、道を歩いてはいけませんとでも言うつもりでしょうか?

自転車側にも注意を喚起するぐらいはあるべきでしょうが、本来なら事故があった道路、また同様な事故が発生することが予想される道路、小中学生が自転車で移動しそうな道路に対して、クルマの通行に制限をかける(制限速度を低くする、バンプを設置する、車線を減らして路側帯を広くするなど)のが筋です。

そうした議論を横において、とりあえず規制しとけばいいや…って、安易というか、この程度の知見や道理のヒトが地方自治体の首長をしているというコトに不安になるレベルです。

他にもツッコミどころ満載ですが、ネットで入手できる1次情報も少ないので、まずこのへんで。


以下、市内の小中学校に配ったという文章をそのまま引用

平成26年10月1日

保護者の皆様へ

加茂市長 小池清彦

自転車の事故を完全になくするために

先日、加茂市内で、自転車に乗っていた中学生が自動車にはねられて
死亡された、いたましい事故がありました。
私達は、自転車の事故を完全になくするために、全力を挙げなければなりません。

自動車がたくさん通る中で、自転車に乗ることは、きわめて危険であることは、誰もが認めることであります。
私も、若い頃は、自転車をこの上なく愛用し、サイクリングを楽しんでおりましたが、当時は、自動車はあまり通らない時代でございました。
しかし、自動車がきわめて多く、ひんぱんに通るようになった、現在においては、私はとても危険なので、自転車に乗る気になれず、自転車の運転をやめざるをえなくなっております。
そこで、小中学生のいたましい自転車の事故を完全になくするための一番の方策は、なるべく自転車に乗らないようにすることであると私は思います。
つきましては、このたび別紙の文書を小中学生の皆様に差し上げた次第でございます。
文書には、なるべく自転車に乗らない方がよいと思うという私の思いと、どうしても自転車に乗らなければならないときは、必ずヘルメットを着用するよう心がけること等の大切なことを書かせていただきました。
皆様におかれましては、私の切なる思いを御理解下さいまして、皆様のこの上なく大切な御子様を十分に指導され、しっかりとお守りして行って下さいますよう、衷心よりお願い申し上げます。


以上。
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