別に特別な話ではないんですが、まぁ、例えば自転車の変速機にオイルを注す場面があったとしまして。

基本的には、可動部分とスプリングには、すべて注油をしないといけないんですが、自分の自転車の変速機に対して、ピンポイントで注油場所を覚えたとして。

破損や、自転車の乗り換えなどで構造が異なる変速機に対した場合、注油箇所が分からなくなるんですね。

これは構造、仕組みを理解していないから。

手順のみを覚えてしまったために、機材そのものが変わったことに対応できない。

手順は、構造が変われば替わるもの。

これでは「覚える」とは言えない。

構造を覚える


その機材が、どのように動くものなのか?

何の目的で油を注すのか?

そのあたりを理解しないと、注油すること自体の意味を理解できない。

今現在の変速機は、パンタグラフ方式が主流なので、可動部分は8箇所。
ただし、それに則さない変速機も存在する。

また、フロントの変速機は、リアに比べると、やや複雑なパンタグラフ構造を持っているために注油箇所が異なる。
他の可動部にも注油しないといけない。

注油の頻度


注油の目的が、可動部分の潤滑だと理解できていれば、どのぐらいの頻度で注油を行えばよいのかも自分で判断できる。

正解は「油が切れる前」だ。

この油が切れるまでの期間は、油の種類や、乗る時間、天候、変速の頻度などで大きく変わる。

時間や、走行距離で一概にも言えない。

唯一それは判断できるのは、乗って、メンテしてる本人だけだ。

見て、触る


結局、機械のメンテナンスをするということは、その機械をよく見て、よく触るコトにつきる。

手順を覚えるのではなく、構造を覚えることが重要。

メンテナンスの手順を覚えて、決められた間隔で実行するだけでは、機械のメンテナンスをしているとは言えない。

よく見て、よく触ることで構造が初めて理解できるし、そこに必要なメンテナンスに思い当たることができる。
何事も教科書どおりにはいかない。

機械をいじるというのは、そういうことであって、いつも勉強してるから(もちろん新機構など勉強が必要な場合はある)ではない。

機械に対して愛情を持って接すればこそ…だ。
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