今や地方では、地域活性化だの、地方創世だの、それっぽいセミナーや、シンポジウム、フォーラムなどなど、似たようなお題目の企画が目白押し。

そーではなくても、議員さんや、お役人さんは、視察と言う名目で、あちこち勉強して回ってるはず。

ところが、その成果が目に見えることは稀で、地方は衰退の一途を辿ってるのはご存知の通り。

「勉強になります」って何?


「勉強」することは良いコトです。
自分の知らない知識や見識を取り入れて、自分の仕事や生活に活かすのはとても良いコト。
もちろん、それを活かす上で出てきた問題や課題を、自分なりに工夫して解決して、さらに仕事や生活を充実させられれば、良いコトづくめです。

「勉強」することの目的は、仕事や生活に活かすためです。
そこまで含めて、初めて「勉強した」ことになります。

知識を仕入れて、見識を高めただけなら、それは単なる下調べと同じ。
ネットで検索して出てきた情報と大差ありません。

最近は、ネットの方がためになるケースの方が多いんじゃないですか。

わざわざ、セミナー等に参加して、本人やキーパーソンに会ってきたんだから、それを仕事や生活に活かせなかったというのは、相手にとって失礼。

実践すらしなかったとなれば、それこそ論外です。

見聞きしてるだけでは成果はでない


いちおうインストラクターっぽいコトも仕事にしてるので、その喩え話ですが…

PCで新しい技能を覚えたい…という場合、こんな風にできますよとまず自分が実演してみることは多々あります。

その後、生徒さんに実際に手を動かしてもらい、メモを取ってもらい、さらには自宅でなるべく早くおさらいをしてもらいます。

この「なるべく早く」というのはキーポイント。
時間が経つと忘れますから。

そして次回来た時に、うまくできたかがどうかを確認して、必要なら、もう一度おさらい。

その繰り返しがあって初めて新しい技能が身につきますし、その技能を仕事や生活に活かせます。
一回自分が実演したのを見ただけで覚えられたなんていうケースは、今まで一度もありません。

そー考えると、セミナーに行って「勉強になりました」なんて言ってるだけの人が、いかに誠実さに欠けた行動をしてるのかが、よくわかります。
活かす気がはじめから無いのです。

一度見聞きしたぐらいで成果が出るはずなんかありませんし、自分なりの実践が伴わない知識や見識にはなんの意味もない。

セミナーを開催してくれた人たちの時間やリソース、および自分自身の貴重な時間を無駄にしてるだけで、恩をドブに捨ててるようなものです。

こんな不誠実なコトはしてはいけない。

実践しろ


それがどんなに些細なコトでも、どんなに小さな動きでも、セミナーで仕入れた知識や見識、もしくはセミナーに参加したことで自分で思いついたアイディアを実践するコトが何より必要。

まず実践しろ。

その実践の中で起こった問題や課題を、少しずつでいいから解決することができれば、必ず成長します。

もちろん解決不能な問題が起こる場合もありますし、そんな場合であっても、このアプローチではダメだという、他の誰もが持っていない貴重な経験と見識を得られるわけですから、自分の仕事や生活の大きなフィードバックになります。

いちばんやってはダメなのは、何が一番適しているかを延々と考え、検討し、話し合いを続けてしまうこと。

話し合うにしても、いつまで考えて、いつ実践するかは明確でないといけない。

どんなに考えたって、たった一度の実践で、想定がすべて崩れてゼロから考えなおしになるコトなんて、ぜんぜん珍しくない。
もっと言えば、一度実践しして失敗してからがスタートです。

言葉は要らない、行動しろ


セミナーで「勉強になりました、ありがとうございました」なんて台詞を伝える必要なんかありません。
主催者は、そんな台詞が、この場だけの虚言であることは、もう痛いほど知ってます。

せめて「今日からすぐに実践してみます」「すぐに動いてみます」ぐらいのコトは伝えて、家に帰ったらすぐに実践してみるぐらいの心構えと行動力は持たないと。
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