「良いモノを安く」というのは、かつての理想だったんでしょうが、今これを国内で実現するのは難しいです。
特に、地方の中小企業や、小規模な組織にとってはなおのこと。

実施、「良いモノを安く」提供することを必要とするのは、大消費地である都市生活者の方々の皆さんです。
ですが、その都市生活者の考え方も今では少し変わってきてます。

かつては、たくさんのモノを手に入れることが豊かさの象徴でしたが、今はもうそういう時代でもない。
モノ自体は、みんながもう持ってますから。

それより、値段が高くても、他のヒトよりも圧倒的に良いモノを、長期にわたって大事に使うことの方に興味が移ってるように感じます。
安くても直ぐに壊れるようなモノを何度も買い直すというスタイルは徐々に廃れていってます。

良いモノを、それなりの対価で


高い技術を投入したのであれば、それなりの対価を求める。
そういう考え方でモノやサービスを作り上げる時代になったと。

余所のどこかで、もう売ってるようなモノ。
誰かが何処かで提供してるようなサービス。

その程度のモノやサービスでは、いただく対価もそれなりです。

圧倒的な高品質。
余所の製品が5年で寿命になるのなら、10年以上でも使える製品。
それなら、通常の倍の対価をいただいてもおかしくないです。

世界のどこでもまだ提供されていないサービス。
他に比較するサービスが存在しなければ、そこに設定される対価も、余所の相場を意識する必要はないです。

逆に言えば、余所にもあるモノやサービスを、余所の相場を意識しながら提供して、その中で生き残るのに必要なエネルギーは相当のモノです。
それだって並大抵のコトではできないコトです。

大企業であれば、まだ可能かもしれません。
ですが、規模に劣る地方でそれをやるにはもうデッドラインを切ってるでしょう。

より小さな規模のモノやサービスにエネルギーを集中させるべきです。

余所がやっていない特別な領域、余所では手を出せない環境があるのなら、それを活かさない手はない。
高価であっても、対価を支払えば誰もが手にすることができるように整えたコトに対する要望は、潜在的に存在するのは間違いないです。

高いプライスを付けて質を向上させる


実際、プライスというのは重要です。

提供される側に以上に、提供する側に。

安いプライスで提供されるモノやサービスは、その安さを実現するために、さまざまなコストダウンの影響が出ています。
これは提供する側も、される側もお互いに了解してるコトです。

例えば100円ショップで購入した製品が期待したほどの効果が無かったからと言って、100円ショップに返金を求めるようなヒトはそうはいません。
うまく効果があればラッキーぐらいな感じです。

ですが、高いプライスを付けてモノやサービスを提供しようとした場合、半端なモノやサービスでは提供できません。
提供される側が満足できるように、あらゆる可能性を検討して、満足度をあげるための工夫を徹底的に考え抜いて、実行していきます。

その課程で、初期のモノやサービスに潜んでいた不具合や、不足していた要素を次々と見つけることも可能です。
こうした要素を反映していくことで、モノやサービスの質を高めていくコトができる。
そうした進化があるからこそ、信頼を得ることもできるし、リピーターを獲得することにもつながる。

高いプライスを付けることは、そのモノやサービス自体を、常に磨いていくことができる…
それこそが一番のメリットであり、プライスというものの本質です。

言われた通りでは通用しない


モノやサービスを磨いていくことは、「言われた通り」にモノを作ったり、「マニュアルどおり」にサービスを提供するだけでは、絶対に実現できません。

もちろん、意味も無く高いプライスを付けたって、そんなことには意味はないですし、見向きもされません。

常に変化して、進化していくヒトだけが、こうしたサービスを提供できると思ってます。
常に自分も含めて変わっていくいくとを受け入れる覚悟が必要なんだろう…と、そう考えて動いていかないと。
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