昨日の秋田県内の記録的豪雨。
被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。

昨日は男鹿半島西海岸で学生のFWのお手伝いをしてたこともあって、夕方帰宅するまで被害状況に全く気が付かず。
男鹿は朝こそ少々降ってましたが、8時を過ぎるころには雨はやみ、屋外活動向けの良い一日でして、わずか60km向こうで、まさかこれほどの被害になってるとは…

想定を超えてきた自然
ニュースを見る限り、今回の洪水は、堤防決壊のようなものではなくて、川水が堤防を越えて氾濫したという状況のように見える。
(今後の被害報告で変わるかもしれませんが)

人為的なミス、備えの不足…というよりは、人間がこのぐらいの堤防で十分災害は防げるだろう…とした想定を、自然が何の躊躇もなく超えてきた。
それだけのことであって、状況としては何の不思議も、何の矛盾も、何の瑕疵も無い。
それが、人間にとっては甚大な被害が出ることを端的に示した事例。

これを「想定が甘い」と断ずるのは不勉強だ。

地球の歴史から見たら、人類が滅亡するクラスの災害なんて幾度も繰り返されてきてるし、それは現代と連続してる以上、想定以上の災害が発生するのはある意味当然だし、誰の責任でもないし、誰にも責任などとれるコトでもない。

人間の力には限界があって、自然災害を相手にした場合、ほとんどのケースでは無力であることを、もっと自覚していいと思う。

物理法則に従って備えよう
もっと知恵を使うべきなんだろうと。
自然は想定は超えてくるけど、物理法則を超えてくることは無い。

洪水や津波が起これば、低地は浸水する。
大雨や地震が起これば、急峻な崖は崩れる恐れがある。
湖沼や田んぼを埋めた土地は、地震の揺れを増幅させる。

どれも物理法則的には当然のコト。
これらの土地を、人間が活用したいと思うから、人間が基準を決め、安全を論じてるわけだが、残念ながら、そうした人間の事情と、自然災害は全く関係が無い。

誰かが決めた基準とは無関係に、やはり自分が納得いくまで、土地の成り立ちを学ぶことは必要だと思う。

細かく等高線が入った地図を見れば、山に降った雨が地表付近をどのように動くかは想像がつく。
河辺の周辺の土地の高低差を観察すれば、水が深くたまりやすい場所は容易に見分けられる。
古地図で、自宅周辺の土地が、かつて何に利用されていたかは簡単に知ることができる。

今や、こうした情報は簡単にネットから無料で入手できる。
お役所にも、不動産屋にも出かける必要はない。

そうした情報を入手して、自ら分析できていれば、いざという時の行動力が違ってくると思う。
誰しも…という訳にはいかなりだろうけど、そうして自発的に行動できる人間の数が増えれば、全体としての災害への抵抗力は向上するはず。

なるべくなら、そうした人間の一人になっておきたいと思う。
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