我が家には、5年前に買った古いノートPCがあります。
ちょうどWindowsXPからVISTAに切り替わる頃だったので、OSはVISTA Ultimateで発注しましたが、やはりVISTAは使いづらくて、WindowsXPにダウングレードして使用していました。

機種名でいうとDELLのVOSTRO1710という17インチ液晶でCore2Duoを搭載したオーソドックスなノートPCです。
メモリは4GBまで拡張してありますので、動画やら、ゲームやらというCPU性能を苛酷に使用する用途でなければ、まだまだ現役で使用可能なスペックです。

とはいえWindowsXPのセキュリティのサポートが4月には終了してしまいますので、このまま使い続けるのは不可能。
そこで、再利用すべく、この年末年始を中心に、いろいろと環境構築を行ってきましたので、そのあたりの顛末を数回に分けてアップしたいと思います。

家庭内サーバとしての活用を目指す


我が家にはメインで使用するデスクトップ機(Core-i5)、VAIO POR 13、XPERIA-GX、iPad2、iPhone5ほか、各種デバイスがそろっていますので、改めて日常使用をする必要はなく、であればサーバーとして活用してみるという目標を立ててみました。
具体的には、

1.ファイルサーバー
2.リモートデスクトップサーバー
3.DLNAサーバー

というあたりがメインです。

Windows8.1Proにアップデート


いきなり最初からハードルが高いですが、逆にこのハードルさえ超えてしまえば、この後の話しは簡単です。
実際、WindowsXPの継続使用が不可能なので、OSのアップデートは不可避です。
実は、私が持っているVOSTRO1710はWindows7へのアップグレードもメーカー保証外で、ドライバーが提供されてなかったのですが、以前にWindows8を試しにインストールしてみたことがあって、デバイスマネージャーで「大規模記憶装置」がドライバーなしの状態になっていましたが、とりたてて不具合はない事は確認しています。

ただ、タッチパッドの詳細設定などが利用できなかったので、普通にノートPCで使うには不便だと判断して、仕方なくWindowsXPに戻して使用してきました。

そして今回は、家庭内サーバーとしての利用ですので、タッチパッド等の設定は必要なく、いよいよWindows8への本格的移行を行いました。

用意したのはWindows8.1Proの64bitバージョン。
今回使用する予定のリモートデスクトップのサーバーになるためにはProバージョンが必須です。
Windows8リリース直後であれば数千円で優待販売されてましたが、残念ながら今購入するには、1.5万円ぐらいします。
ちなみにDSP版とパッケージ版というのがありますが、基本的にDSP版で問題ありません。

このあたりの出費を判断が出来るかどうかが、今回の再利用計画のポイントです。

Windows8.1Proのインストールは、新規インストールになりますのでWindowsXPのデータやアプリは一切継続されません。
ゼロからの環境構築になります。
必要なデータはすべてバックアップを取る必要がありますので、USBメモリなり、他のPCなりにコピーしておきましょう。
このあたりの詳細は、機種や、各人の環境によって異なりますので割愛。
全くの初心者の方には、ちょっとハードルは高いと思います。

古いPCの構成パーツは、たいていWin8の標準ドライバーで稼働する可能性が高いのでドライバー追加をすることはないかもしれないです。
独自機能(テレビ録画等)は、使えなくなると思いますのでご注意。

サーバーとしての設定1:液晶画面


まずサーバーとして動かすには、液晶画面は普段使いません。
もちろん、何かトラブルがあった時には直接使う必要があるので取り外すわけにはいかないですが、普段は使いません。
そこで、液晶画面を閉じた状態でも使用できるように設定を変更します。

まずはコントロールパネルを表示して、「システムとセキュリティ」→「電源オプション」」→「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」まで移動します。
この中で「電源ボタンとカバー」の中の「カバーを閉じたときの操作」を「何もしない」に設定します。

「コントロールパネル」へ
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「システムとセキュリティ」へ
win8_12

「電源オプション」」へ
win8_13

「プラン設定の変更」へ
win8_14

「詳細な電源設定の変更」へ
win8_15

「カバーを閉じたときの操作」を「何もしない」に設定
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これで、通常であればノートPCのカバーを閉じるとスリープにいく動作が解除され、液晶画面を閉じたままでも、そのまま動作するようになります。

サーバーとしての設定2:ファイル共有


ファイルサーバーとして動作させるためには、後はファイル共有の設定をするだけす。

共有したいディスク、もしくはフォルダを指定し、右クリックして「共有」→「詳細な共有…」を指定。
さらに「詳細な共有…」を押して、「このフォルダーを共有する」にチェックをいれます。
「アクセス許可」を押して、普段使っているユーザーを「追加」ボタンから追加してあげて、そのユーザーのアクセス許可をフルコントロールまで設定します。

「詳細な共有…」へ
win8_21

「このフォルダーを共有する」にチェックをいれる
win8_22

「アクセス許可」を押して、普段使っているユーザーを「追加」ボタンから追加
win8_23

これで、ファイルサーバーとして他のPCからのアクセスが可能になりました。
他のPCのネットワークから手繰っていけば、共通指定をしたフォルダにアクセスできるはずです。
ユーザー名とパスワードの入力を求められますが、アクセス許可の時に指定したのを入力します。
表示が出来ても、ファイルをコピーできなかったりした場合は、アクセス許可が間違ってる可能性がありますのでアクセス許可の指定を見直してみましょう。

用途は工夫次第で、バックアップ用に使用しても構いませんし、写真や動画を入れて他のPCからアクセスするのもありです。
古いノートPCのハードディスクでは容量が不足するようなら、USBの外付けハードディスクを追加してもいいですし、用途は様々。

ただ、ファイルサーバーとしてしか使用しないのであれば、正直ちょっと詳しい人ならすでに利用しているでしょうし、それよりもNASと呼ばれるファイルサーバー専用のHDDを利用した方がコストも抑えられるはずです。

次回は、さらに一歩踏み込むためにリモートデスクトップの設定をしたいと思います。
ではでは、また次回。
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