先日のバス事故をきっかけに原因と結果について考えてみる。

原因と結果


格安を求める消費者。

運営会社の不備。

監督省庁の不行き届き。

非難の声はあがるけど、どれも本質的には的を外した意見に聞こえてくる。

きちんとした運営ができるような法律を整備しよう。

お役所のチェックを厳しくしよう。

これらは、不要な経費や、煩雑な手間暇こそ増やせど、最終的には安全には寄与しない。

一時、事故はなくなるかもしれないけど、しばらくすれば必ずまた事故は起こる。
そんなコトは何度も繰り返してきてる。

危険の原因を取り除いてるつもりだろうけど、そんなに安易に安全が手に入るはずなんかない。
安全はそんなには安くもないし、お手軽でも無い。

何か一つ。
誰かひとり。
その程度の改善で手に入るモノでもない。

そのへん、もう感覚的にも分かりそうなモノなんだが…

安物買いは無くならない


サービスの提供側と、サービスの享受側がお金という単一スケールでやりとりをする以上、そこに「少しでも安く」という意識が働く。
提供側にしても、享受側にしても。
「安い」ことがお互いの同意事項になっている以上、お金の代わりになる何かが少しづつ削られていく。

それは砂でできたお城を外壁からゆっくり削り取っていくようなモノ。
いずれ必ず崩れる時が来る。

今回の事故をきっかけに、何かしらの規制や法律が作られるだろうが、それは結局は安全の確保に寄与しない。
どこを、どう削って、少しでも「安い」サービスを生み出す手法がバージョンアップするだけだ。

提供側も、享受側も、安いことを価値にしているうちはそこは変わらない。
安物買いがなくなることだけは無いだろう。

どうする?


どうするべきか?

という問いは正しくない。

どうするか?

だ。

本当なら、一つのバスの中に乗り合わせた以上は、安全の確保に関しては、全員が運命共同体だ。
運転者が何かのミスをしでかしたとしても、安全への脅威は全員に振りかかる。
この状況を、乗客が安易に受け入れている…そこに何か考えるきっかけがあるように思う。

格安の…何かしらが削られた…それが安全なのかどうかは定かではないが…そうしたバスを選択した状況で何を考えて…何を実行したか。
そこをもっと掘り下げいくこと。
検証していくことにヒントがある。

あなたはどうする


バス事故を例えに出したけど、こんな話はそこいらじゅうに山のように転がってる。

何かうまくない状況に対して、原因を特定し、対策をしたつもりになっているが、その実、状況が改善するどころか、同じコトの繰り返し、下手をすれば状況の悪化を見守るだけ。

あるのは「対策した」という言い訳だけ。

「対策した」だけじゃ、結果は手に入らない。
じゃぁ、あなたはどうするの…という問いに対して、すべての人が答えを模索する時が今来てる。

原因を取り除けば、本来の結果が確保されるという安易な思考が底辺にあるのは間違いない。
世の中は、単一原因が、単一の結果に100%の影響を与えるほど単純じゃない。

そもそも、求める結果自体が間違ってる可能性だってある。
そんな結果、もう誰も求めてなんかいなんじゃないかとも思う。

今日も、あんまりまとまり切らなかったので、そのうちまた書きます。
とりあえずここまで。
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