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この問題、行政で解決するべきではない

先日、友人ととある事柄について話した内容を、ちょっとかいつまんで書いておきます。

過疎地にありがちな問題。
公共として取り組む必要性のある問題。
詳細は省きますが、これを解決するためのアクションとして、何が適切だろうか、というような内容です。

始めに上がったのは、やはり行政が取り組むべき、ということ。
実際、他所の地域では行政が手をかけているところもあるようですが、男鹿市では今のところ何の取り組みも行っていません。
ですので、行政にお願いするのも一つの方策ではありますが、自分としてはこの意見に全面的に賛成することはできませんでした。

理由は時間がかかることが予想されるためです。

行政に取り組んでもらうために行うアクションとしては。
・市役所に陳情を行う。
・市議会議員にお願いする。

この段階でけっこうな難題です。
市役所には、既にいろいろな陳情があがってきているでしょうし、先にあげた問題も、すでに誰か陳情してる可能性もあります。
当然、お役所でも陳情されたらすぐ実行するなんていうシステムにはなってませんので、この段階では問題の一つとして市役所のデータベースに入力、分類されるだけに留まります。
この後、その問題がどのように取り扱われるかは、市役所の中の会議の結果次第であり、そもそも担当部署も存在しない問題については、会議の議題になるかすら不確かです。

議員さんにお願いするのも、効率的とは言い難い。
もともと議員さんは、何かの問題解決を呼び掛けて議員に当選しているわけですから、すでに手持ちの問題をいくつか抱えております。
その手持ちの問題が解決されなければ、他の問題を優先的に扱うというわけにはいかないというのは当然です。
そうでないと、支援者への裏切りと言われかねませんから。

ここまでの段階で、かなりハードルが上がってますが、よしんばこのハードルを越え、市役所と一部の議員さんの支持を得られたとしても、最後に大ボスが登場します。

「予算」です。

賛同者がいれば、予算だって捕れるだろうと思われるかもしれませんが、そこには構造的な罠があります。

行政の各セクションは予算を余らせると来年削られるのず必ず予算を使い切る。
こうした話は各所で聞きますし、私自身もそうした場面の当事者になったこともあります。
そのため、新しい予算を獲得するためには既存の予算を削らせる必要があるのです。

今まで、その予算で事業を受注してきた企業にとっては、その予算が削られることは死活問題ですので、関係各所に働きかけて可能な限りその予算を維持させようとするのは、ある意味当然です。

ここまでクリアするとなると…正直、何年かかるかわかりません。
そのころには、最初にあげていた問題はさらに状況が悪化していることかと思われます。
問題は喫緊のもので、すぐにでも対処すべき問題である以上、行政にお願いすること自体はやっておくべきだとは思いますが、それを頼りに問題の解決を図るのは、解決までの時間を大きく見る必要があると思われます。

まぁ、そんなには待てない…という話題なわけですが。
じゃぁ、どうしましょうかというお話は…分かり切ってる話の流れではありますが、次回で。

追記:
今回の記事で調子よく書いてますが、お役所の内の物事の進め方については、当事者でもないので、ある程度推測で書いてます。
お役所の中にも知り合いもおりますし、いろいろと関係者と接する機会もあるので、全くのデタラメではないとは思いますが、これが真実というつもりもありませんので、念のため。
いずれ、行政を動かすまでには時間がかかりそうだという部分を汲んでいただければ。


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Published in 田舎でこそ活きる 答えなど無い

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