メディアが求めているのは、ナマハゲの見た目のインパクトだけ、っていうのがよく分かる事例。

今秋の国民文化祭に向けてNHK秋田の制作した番組です。
人口減少、少子化、生活スタイルの変化など、秋田県内の祭りや伝統行事が衰退し、消滅していくことを、深く考える番組のつもりようです。

なのですが、その番組中で、ナマハゲの衣装を身に着けたスタッフが、フィリップを持ってアシスタントのようなコトをしてます。

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この隣には、秋田の民俗学者さんや、現代美術家、作家さんがゲストとして並んでたんですが、「男鹿の大切な伝統行事をアシスタントのように扱う」ことに関して、誰も、何も言わなかったのか不思議です。

それとも、もうナマハゲは伝統行事とも、地域文化とも、思われていないというコトでしょうか。

全員じゃないにしろ、この内容にOKを出したNHK秋田は、見た目のインパクトがあれば、別に何でもいいってことなのかもしれません。
とても衰退する伝統や文化に向かい合うのに、ふさわしい考え方とは思えません。

だまってイーゼルみたいなのにボードを置いておけばよかったのに。
とっても残念な1コマです。

最近、テレビ番組だの、CMだので、こーゆーのしょっちゅう見かけるようになりました。
市役所あたりが、何のクレームもいれないの不思議ですが、男鹿半島の一住民として明言しておきます。

「ナマハゲのビジュアルだけ、勝手に都合よく使うのは、みっともないので、やめてください」

以上。
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