特に地方議会。

今の議会システムでは、議員さんにほとんど活躍の場は与えられてないです。
これは議員さん個人の問題というよりもシステムの問題。
議会と、社会の不整合と言って良い。

議会の役割、議員の仕事


議会の一番の役割は、大雑把に言えば「予算の承認」
税金をどう使うか…という部分に関してのチェック役。

地方において、自由になる予算の一番の使い道は「インフラ整備」。
簡単に言えば、どの会社に発注するかを、会社の代表者みたいな議員さんを中心に、わらわらと話し合ってたという色が非常に濃かった。

もちろん、それが悪いコトっていう話では無くて、経済発展期であれば、予算は潤沢だったし、インフラ整備に対しての要望は高かったので、そのシステムとしては問題なく機能してた…というのが、かつての状況。

バラバラの要望に、応える術のない議員


ところが、予算(税収)も減り、インフラ整備要望も以前ほどで無くなった現代においては、少ない予算を何に投資するかは、議会の区切られた時間の中で話し合う程度では、まとまるわけもない。

かつては、大きなインフラ整備が市民全体の共通要望であり、それを実現するのが民意の代表者である議員の役割の一つでもあったものの、今では個々の要望はバラバラ。
これだけは実現して欲しいという意見集約すら難しい。

こんな背景のもとで、議員個人が、民意に応えて、議会で役割を果たせるかというと、もう無理なんじゃないかと思える。
賞味期限切れ…なんて言われるところだ。

かつてほど土建屋さんが牛耳るような状況ではないにしろ、いまだに所属するグループへの利益誘導的な役割を(所属グループから)求められるコトには変わらない以上、議会システム自体が機能不全を起こし、「うちの町の議員だば、なんもすねもの」なんて言われるケースはますます増えてる。

地方の議会システム、地方議員という既存の仕組みが、もう有効に活動できる状況ではなくなってきてるコトを強く感じてる。

議会外で、何をしてる?


発想を切り替えていきたい。

議会の外でこそ、何をしているかを、もっと重要視するべき。

会長とか、社長とか、肩書きなんかどうでもいいし、議員を何期務めたとか、それこそ何の意味も持たない。

公金(税金)をあてにせず、議員個人の力で資金を集め、地域の中で必要と考える事業や取り組みを、どれだけ回していけるかが、これからの議員にとって、一番大事な役割になっていくのではないか。

公金を使って事業にあたるというのは、議員個人では、非常に縛りも多くハードルも高い。
簡単に実現できることもなく、そのために長期にわたって活動するという時代でもない。
今必要なコトは、今実現しなければ、5年も10年もたったら、もう時代遅れだ。

今必要だと思ったコトを、今実現させる為には、自ら資金を集めて、自ら活動して実現していける人材でなければ、これからの議員は務まらない。

上からの予算を当てにして、インフラ整備を請け負うだけの旧式議員はもう「いるだけ議員」となるしかない…そういう時代になってしまったことを認識しないといけない。

今すぐ議会や議員のシステムを変えることは、それこそ実現するまでとんでもない時間がかかってしまう。

その役割を変えていき、その結果をアピールすることで評価されるようにならないと、地方そのものの未来がない。
議会のシステムがどうこう、議員本来の役割がどうこう言ってる時間的猶予は、もう地方には残されてないのだし。

議会なんてオマケだ


確かに選挙で選ばれ「民意の代表者」というコトにはなっているものの、その縛りは、もう呪いにようなもので、そこから抜け出さないと。
でなければ、結局は「民意の代表者」という役割も果たすことはできない。

議会において、民意を代表して予算のチェックをする…なんていうコトは言ってみれば、もうオマケだ。
ここに携わったからと言って「民意の代表者」を名乗ってはいけない。

地域や社会の中で、何が必要かを見極めて。

公金をあてにせず、自ら資金を集め運用できる。

そういうタイプの議員でなければ、税金泥棒のそしりは免れない。
覚悟を決めないといけない時代だ。
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