いま、地方に豊富に溢れてるモノの一つに「補助金」がありますね。

地方の経済を支えていた「公共事業」のイメージが悪くなったので、別の名目で中央から地方にお金を渡すための方便であることには違いないんですが。

土建屋さん以外にもお金が直接渡ることが特徴の一つですが、ハコモノなんかと一緒で、基本、渡されたお金を使い切るコトが主な役割。
よほど上手に利用しないと、新たに稼ぎを生み出す仕組み作りには役にはたちません。

地方にとっても、この先どうするかは選択しないといけない時期です。

このまま中央からのお金に頼って運営していくか。
自前の稼ぎを生み出す仕組み作りを行うか。

今までどおりの中央頼み


前者であれば、今まで通りです。
今まで通りということは、人口は減り続けますし、経済は衰退し続けます。

地方創世なんてかっこいいフレーズは叫んでますが、中身は補助金であることは本質的に変わりません。
これが功を奏さないコトは、もう長年の経験で分かりきってます。

中央がいつまで地方にカネを回す機構を維持してくれるかは分かりませんが、供給されるうちは存続できます。
が、それが途切れた時には、あらゆる生活の手段が失われます。

まぁ、そーなったら、そーなったで、その時に考えればいいや…というのも悪くはないですが、あんまり魅力的なプランには思えません。

自前の稼ぎ


中央からのカネが途切れるコトを予想して、今のうちに自前で稼ぎを生み出す仕組みを作ろう…というのは新しい道。

残念ながら、今まで自前で稼ぎを作り出す道を選択してきた地方は、ほとんどありません。
ほとんど地方にとって、経験のない領域への挑戦になります。

リスクはありますが、今まで通りでいった場合のリスクとどっちが大きいかは、今や微妙な数字になってきてます。
どっちにしてもリスクがあるなら、自前で稼ぎを作る方が、なんぼかモチベーションを高められるような気がしてます。

小さく稼ぐ


当たり前ですが、スタートから大きな稼ぎを生み出せるような、そんなコトは期待しちゃいけません。
そんな上手い話があれば、あっという間に大手が手を付けて価格競争、体力勝負に持ち込まれて終わりです。

何所でもない、この地域でしか成立しないコト。
誰でもない、ここにいる人間でなければ成立しないコト。

それを見極められなければ地方の稼ぎにはなりません。

間違っても、余所の成功事例を参考に…なんてやっちゃダメ。

余所の成功事例は、その地域、そこの人材がいたから成功したのであって、一番重要な項目が存在しない別地域で成功するわけがないですから。

一つの事業で地域を救うというよりは、地域を救う可能性のある小さな事業をいくつ興せるかが一番大事なコト。

必ず成功するところと、失敗するところが出てくるので、その前提で仕組み作りを進めるていけばいいだけ。

やっぱりハイブリッドでいく


とはいえ、何もかもが急に変えていけるわけはないのは当然なので、やはり進め方はハイブリッド方式でいくしかない。

中央が地方にカネを回す気と余力があるうちは、そのカネを地域に蒔いていくコトも悪くは無いけど、いずれ無くなるカネという認識はしとかないといけない。
国が、本気で1,000兆円の国債の返済を考え出したら、役目のない地方が切り離されるのは間違いないですから。

その上で、自前の稼ぎを生み出す仕組み作りを進める。
個別の規模は小さくても構わなし、事業内容もトライ&エラーで修正して、失敗することも織り込み済みで進める。

運営に税金を入れていては自前の稼ぎにならないですから、事務所、倉庫、作業場といった場所を安価に提供したり、銀行からの支援を取り付ける協力をしたり。

行動するサイクルを作る


自前で生み出した稼ぎでどれだけの人が養えるかは、正直あやしいです。
たぶん、人数的には今の人口規模を維持することも難しいとは思いますが、少なくともゼロにはならんですから、やる価値はあります。

逆に、何もしないていうのは、ゼロになるリスクを受け入れるコトになりますし。

何事も、今始めたのが、今成果をあげるなんてのはあり得ません。

行動はスピーディーに、結果は気長に。
いろいろ試して、成功も失敗も受け入れて次にいく。
サイクルを作り出すことが最重要。

このあたりが、地方で生きていくキモなんじゃないんですかね。
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