今後5~10年程度の間で田舎に起こるんじゃないかと思う見通しを書いときます。
僕が考えた田舎の未来~ってヤツです。
あくまで私見ですが、そんなに外さないじゃないかと思います。

っていうか、もうほとんどの状況に適合してますので、その結果がどうなるかっていうお話です。

田舎の人口減少は止まらない


まず、現状においても雇用が不足してる田舎において、今後人口が増えるコトは考えられず。
これからもそうだったし、今後もこれが劇的に改善される見通しはない。

男鹿市で言えば、おそらく数千人というレベルまでいくかも。

田舎の役割の終了


都市からみた田舎の役割の一番は人口供給。

この力がなくなった田舎は、都市からみてほとんど価値がない。
となれば、今までのように都市の稼ぎを、交付金とか、補助金で、田舎に回す必要がない。

まさかそんなコトはしないでしょう…と思いたい方々は多数だと思いますが今はそうとも言えない。
経済成長期であれば、田舎に余分なカネを回しても都市に余力はあったろうけど、今やこのお国は1,000兆円の借金持ち。

これで国が破綻するかどうかはともかく、借りたカネは返さないといけない。
本気で返済に入ったら、このお国の財政にはほとんど余力がない。

交付金や、補助金に回す原資自体がなくなれば、田舎に回るカネが無くなるのは必至です。

人口減少で均衡する田舎


回ってくるカネが無くなれば、いよいよ人口減少にも拍車がかかる。

ただ、このフェイズに入ってくれば実は悪いことばかりじゃなく。

人口が減ると言うコトは、全員が生活していくために必要なカネの総額も減る。
稼がなくちゃならない額が減れば、中央からのカネ頼みになる必要もなくなる…という理屈。

大きな町を維持するためには莫大なカネが必要になりますが、小さな村なら自前の稼ぎでなんとかなる。

それが均衡するポイントが、これからの田舎の目指す規模になるはず。

独自性のある稼ぎ


小さな規模で均衡するならば、下手に大きな工場とか、企業を誘致するのはかえって不都合になる。

大きな工場や企業は、海外の安い労働力との競争に晒されてるのが通常で、その旗色次第で、こんな田舎の工業なんかすぐに統廃合されるのは経験済み。

必要なのは、余所との競争に晒される可能性の低い、独自性のある稼ぎ。

この土地でなければ採取できない素材を使った産業。
この地域に伝わるスキルがなければ生産できない特殊な製品。
ここの自然環境でなければ体験できない、希少な観光プログラム

少なくとも、スタートする時点で、ほとんど競争相手のいないような製品・サービスでなければ、あらゆる意味で条件の劣る田舎では、戦うことすらできない。

”付加価値の高い”なんていう枕詞では、とても足りない。
”六次産業化”ねんて全国どこでもやってる。

絶対的な品質と独自性がなければ、田舎で活きていくコトなんかとてもできない。

元手になる資本も乏しい田舎では、小さな産業を大きく育てる以外に道はない。

まず、この覚悟を決めるのがスタートになると思う。

高単価製品・サービスの開発


今現在、ブランド化されてる伝統的産業の多くは、田舎の専門家集団が、お城の殿様に献上するという目的で成長してきた結果がほとんど。

別にコンサルに相談したわけでも、補助金で開発したわけでもない。

この現状は、今の田舎の現状にぴったりだと思う。

幸いにして、都市と違って、様々な素材が田舎には残されてる。
ここにしかない特殊な素材もあれば、どこにでもある素材もある。
どこにでもある素材であっても、ここにしかない技術で独自性のあるモノに変えるコトは可能だ。

田舎は、田舎だからこそ、独自性の強い、専門家集団にならなきゃいけないと思う。
それができなければ、都市に移住して、その経済循環に身をゆだねるしかない。
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