昨日は、友人の主催するイベントのお手伝い。
お寺でマーケットをしたり、飲食出店したり、マタギのトークを聞いたり、ライブまで開催したりと盛りだくさんな内容。

2014-03-01 19.32.16

写真はぶれちゃってますが、唯一ゆっくり見られた、最後のライブの様子。
お寺の位牌堂でライブだなんて、こーゆーのは、杓子定規な考え方で出来ることじゃないですよね。

少ないスタッフでしたが、いい仲間が集まっていて、お互いに上手く補い合って無事にイベントを開催することができました。
といいながらも、自分は主に会場設営や駐車場整理が多かったので、あまり中の様子をチェックできてないですが、それでも時々中に入ってみた時の感触はすごくいい感じ。

お寺という温かみのある場所。
主催者のつながりの中で出店してくれたショップ。
マタギという秋田に息づく文化の生の声。
とても中毒性の高い(?)ライブ。 ← これは全部見れました!

どれもこれも、誰かに言われて動いたのではなくて、主催者本人が熱望していることを実現させたもの。
やはり、「好き」なことに情熱を持って取り組むというのは、すごく大事なコトであると、改めて実感した次第です。

「好き」から得られる成果


今回のような取り組みの原動力は「好き」という気持ちだけです。
同じような「好き」を持っている人間が集まり、それが沢山の人に「好き」を伝えていきます。

もちろん、誰もが同じモノやコトを「好き」になるわけではないですので、人それぞれの「好き」は異なります。
そういう別々の「好き」がそれぞれ育って、他の「好き」とくっついていくことで、経済的な発展とは、ちょっと違う方向で、暮らしやすい社会に変っていけるのではないかと感じました。

会場の中で、他のスタッフ、来場者、出店してくださった方々にお話を聞くに、みなさんの思いの根底に流れているものは何なんだろうな…という疑問の答えには「好き」という言葉が相応しいと気が付かされました。

衰退を受け入れる


そうした社会に変っていくためには、経済的な衰退を受け入れる、というスタンスが効果的に思えます。

地方が衰退することを、まるで世界の終りが迫っているかのような言い方をする人もいらっしゃいますが、それはすべての人にあてはまる訳ではないです。

例えば、人口が減ることで、地域内の生産力だけで全員が暮らしていけるバランスを見いだせる地域だってあるはずです。
その意味では、少子化はとりくむべき課題ですが、人口減少と、それによる地域の衰退は、本来あるべきバランスを回復していっている姿にも見えます。
人工的、経済的に衰退していくことで、かえって幸福度は増す可能性すらあります。

何度か書いているよに、人間は「金」を食べて生きているわけではないので、水と食料と住居が確保されていれば、たとえ無一文でも人間そう簡単には死にません。
そうした、最低限の生きるに必要なモノの入手手段を確保した上で、それぞれが「好き」なものにこだわった生き方を見つけることができれば、考えている以上に幸せな世の中になれるんじゃないかと思います。

手持ちの現金・預金は少なめになるかもしれませんが、別に豪邸や、高級車のために働いてるわけではないですし。

衰退すること自体は確定事項


実際、人口統計など見てみると、地方の人口減少で経済が衰退すること自体は決定事項です。
それこそ、移民でも受け入れない限り、むこう数十年の人口の変化は予想された通りに動きますし、少々の活性化策を講じたところで労働人口の減少を補うほどの効果があるとは思えません。

そもそも、今までの発展自体が、中央からの資金供給(交付金等)が実現されていたわけで、地方そのものが資金を稼ぎ出してきたケースは稀です。

「活性化の取り組み」は、まるでロケットが重力に抗って空に上がっていこうとする行為。
「衰退を受け入れること」は、きっと地に足をつけて土地を耕していく行為。

もちろん、空を目指していくことが悪いと言っているわけではなく、推進剤が圧倒的に足りない今はその時ではないということ。
今は、地に足をつけて力を蓄え、未来を託す子供たちに少しでも多くの価値を贈る準備をする時。
大きな成果や成功は限られるかもしれませんが、この価値ある贈り物すら存在しない未来には、子供たちの姿も無いと思っています。

「好き」が生み出すパワーを信じてみる


例え、自分が嫌いなことでも頑張っていけば報われる、というスタイルを否定するわけではないですが、「好き」なことに本気で、夢中で取り組んでいる人とは、そこから生み出されるパワーと伝染力は比較になりません。
逆に言えば、嫌いなことであっても、それを「好き」に変えることができれば、同じコトから生み出されるパワーは倍増します。

「好き」なことを増やしていくこと。
「好き」なコトを、もっと「好き」になっていくこと。

地方が幸せに生きていくためのキーは、そのへんにあるんじゃないですかね。
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