地方が向かう方向性の一つとして移住者を呼び込む…っていうのがあるのは間違いない。

ただ、地方が一様に取り組んでる内容が、それを推し進めるにプラスになってるのかどうか…っていうのは、なんか微妙です。

自分の土地の良さをアピールして、移住を考えてる人の窓口を整備したり。
子育て世帯には何か優遇策を用意したり。
空き家の情報を提供したり、場合によっては家賃の補助をしたり。

まぁ、そーいった施策をすることも大事なんでしょうが、なんか違う。

もちろん、縁も所縁もない土地をいくつかピックアップして、その中から好条件の場所に移住…っていう決め方もあるのはあるんでしょうが、そんな決め方するなら、そもそも田舎じゃなくて都会に住んでた方が条件はいいって気はします。

少なくとも経済的条件を比較したら、お話しにならないのがフツーです。
ちょちょっとした移住条件なんか微々たる話です。

年収は減ったけど、暮らしは豊かになりました…っていうのはある意味幻想です。
そこで言う「暮らし」と「豊か」の指し示す意味は、都会と田舎では大きな開きがあるのは覚えておいた方がいい。

田舎の「暮らし」と「豊か」の意味を分かってる人なら、細かい条件のようなモノはそれほど気にはならない。
それを理解し、苦も無く手に入れられる人もいれば、田舎に来ても都会的な感性を捨てられない人もいるし。

人との縁。
地域の特色や気質とのシンパシー。
そこ土地じゃないといけない理由が、移住する側に必要です。

そーじゃないと、移り住んでから起こるであろう、あれやこれやの出来事をとても乗り切れない。
条件だけで選んだ人にとっては、予想だにしなかったつらい人生になる可能性がある。
都会に住んでた方がマシだった…って思われたら、お互い不幸です。

結局、そーゆー縁とか、シンパシーとか、そーゆーのが大事になるんであれば、そーゆーのを生み出すような方向にリソースを割いていった方がいい。

そーすると、縁も所縁も無い人に来てもらうための条件整備以上に、必要なアプローチって、あるよね。
というか、まず、そっちから手を付けないといけないよね、ってコトがたくさんあるはず。
その土地の魅力を、移住条件だけで表すなんて、とってもできませんから。
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