日本なら、どこだって四季があるんじゃ…って思ってる方。
それは間違いです。

まぁ、それを「間違いです」と断じてる自分の言葉も「間違い」かもしれないんですが、そこは置いときまして。

「冬」の定義


昔、SEやってたおかげで日本のあちこちに住んでたコトがあります。
北から秋田、盛岡、仙台、品川、神奈川(横浜とか藤沢とかいろいろ)、大阪、博多、熊本、短期であれば他にもいろいろ。

春夏秋は、気温変化の遅い早いはあってもだいたい一緒ですが、「冬」は土地によって大きく異なります。

例えば、関東の「冬」は気温は下がりますが、降雪は僅かで積雪はなし。
空気が乾燥するために、肌がかさつくイヤな季節。
このへん、日本の太平洋側はだいたい同じような感じ。

ところが、日本海側の北国は「積雪」という決定的に違う気象状態が発生します。

景色は白一色に覆われ、交通に影響が出て、住居や職場の周辺を自らの手で除雪しなければならない。
あと、冬場は晴天率が低下するためにお日様を見られる時間が極端に減ります。
これだけ見ると、あんまりイイことは無い。

雪のある生活


ただし、それだけ季節変化に富んでいるという意味では、他所よりはるかに魅力的とも言える。

冬にしか見られない雪が積もった風景というのは、乾いた都会の空気とはまったく違った潤いがある。

除雪という作業も、体力的にはキツいかもしれないけど、こうした手作業の上に生活が成り立つという実感もある。

自分のような自転車乗りには、雪の上をライドするという経験は、積雪地域ならではの遊び。
雪が深くなったら、今度はXCでもアルペンでもスキーを楽しめるし。

子供だって、雪という極上の玩具を使って遊びまくれる。
雪合戦も雪ダルマも知らない子供なんて可哀想すぎるぐらいだ。

変化こそが豊かさを生む


何の変化もない生活…同じことを一年中繰り返す生活なんて味気ない。

積雪という大きな変化を、生活の中で受け入れ、取り入れ、工夫することで豊かな生活が送れる。
雪を使った遊びだってたくさんあるし、家の中に閉じこもりさえしなければ、いつでもどこでもプレイフィールドだ。

そーゆー意味で積雪がない地域は「四季」じゃなくて「三季」とも言える。

快適な積雪量


とはいえ、豪雪地帯というのは、確かに大変。
除雪にともなうリソース消耗は半端ないのは確か。

もし住む地域を自由に選べるというなら、積雪量をチェックするのは重要なんだと思う。

秋田県沿岸部は、積雪はするものの豪雪みまわれることは滅多になく、積雪を楽しめる場所だと思う。
男鹿半島は風が強く複雑なこともあって、積雪で大きく苦労することは少ない。
除雪の評判も良い。
にかほや本荘あたりは、男鹿半島よりも暖かいので、あのへんも積雪の苦労は少ないかも。

たぶん、山形県沿岸部もけっこう快適なんじゃなかろうか。

逆に、秋田市は除雪が不評なようで、積雪で楽しむ…っていう雰囲気は薄いかも。

四季を楽しむ


日本の人口の大部分は積雪地域外に住んでるので、何気に言葉にしてる「四季」の意味が、実は「三季」でしかない…というのは知らない人が大部分だと思う。

雪がある場所になんか、スキーが趣味の人でもなければ出かけないし、それだって自宅から半日かけて到着するという特別な旅の中にしかない。

積雪という、大きな変化を生活と遊びの中に内包してる地域こそ、本当の意味での「四季」を楽しめる地域だと思う。

まぁ、仕事は無いですけどね…頑張って自分で作るしかない。
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット